自分で考えることの重要性

毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、ダブルスクールの学生を対象に開講し、2年間で専門学校の卒業資格も得られ、分析化学の知識と技術を修得できる化学分析コースが今週も開講されています。今週も全国各地から学生達が登校してきました。

平日コースでは昨日から中間試験が始まっていますが、化学分析コースは少し変則的なのででは明日から2年生の試験が、1年生は6月9日から試験が始まります。初めての試験を迎える1年生も、より専門的な授業を受け始めた2年生達も、試験を控えて授業の復習に余念がないようです。
化学分析コースでも昼休みには資料室を開放し、特別基礎質問講座(なんでも質問を受け付ける時間)を設けていますので、1年生達は授業でわからなかった点や自分で解いてみた課題の考え方が合っているのか質問に来ています。Aさんは計算式の途中で詰まって質問に来ていましたが、その部分は解決できたようでした。「その後はまた自分で考えてみます。」ということだったのですが、この自分でやってみるという事が大事です。考えても考えても解けなかったという問題は出てくるかも知れませんが、順序立てて考えたプロセスは、あとで解答を見たり聞いたりしたときに絶対に役に立ちます。解らないからといって考えることをやめてしまっては、答えを聞いても丸暗記するしかありません。でも自分で一度考えたことなら、間違えたポイントを軌道修正するだけで済みますし、気づくことも多いはずです。
仕事と勉強の両立はたいへんだと思いますが、「自分で考える習慣」を身に付けて頑張っていきましょう。

またまたOG来校

昨日に続き、今日もOGが来校してくれました。今春資源分析化学科を卒業し、富山県の企業に就職したHさんが来校してくれました。学校には資格取得のために書類申請のために立ち寄ってくれたようですが、あずみ先生に危険物取扱者公害防止管理者についてなにやら熱心に質問していました。会社では資格取得の支援もしていただけるようで、Hさんも資格取得に向けてがんばっているようでした。
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「会社には分析職で就職しましたが、それ以外にも積極的に自分で仕事を見つけて取り組んでいくことができ、やりがいがあります。会社の人たちもいい人です。人事の人が今年も1名求人出すかもしれない、と仰っていたので学校に求人来るかも知れませんよ。」と会社のことを語ってくれました。
この後は、卒業生や同期で入学した医療からだ高度分析学科3年生の学生と会う予定だとのことでしたが、今日一日は友人との交流でリフレッシュして、また来週から仕事を頑張って下さいね。

by ドラ一郎