2年生の実験〜発展的な実験です〜

 また、同じ建物である実験棟の2階では、ちょうど1年先輩にあたる2年生の有機テクノロジー学科の「機能性有機工学実験」が行われていました。2年生にもなると各学科の専門的な講義や実験が展開されており、1年生で得られた理論や実験操作を基に実験を行います。わたくし「ぱすた」はこの実験の担当で、今日は「発泡プラスチック」の実験を行いました。各班で試薬の配合量を調製することで、より膨張率の大きな発泡プラスチックを作る事が目的となる実験です。


 写真左側の2年生の有機テクノロジー学科のHさんは「1年生のときとは違い、2年生の実験では自分たちで考えて試薬量の調製をしなければならないことがあり、今まで講義などで学習した内容を全て使い実験を行います。もちろん、1年生のときに行った実験操作は、2年生の実験で活かされています。今後の卒業研究では、自分達で試薬の量や反応時間を考えなければなりません。今の学習をさらに深める必要があります。」と頼もしくコメントしてくれました。
自分達で実験をコーディネートしていく姿に、私は驚いています。一年間での成長度合いが本当に大きいと感じました。