化学分析技能検定の準備中!

実験室を覗いてみると、バッテン先生を始め、ベース先生、せんぱい先生が忙しそうに準備をしていました。
これは、8月26日(日)に実施される化学分析技能検定の実技試験の準備です。
化学分析技能検定とは、国家資格である技能検定制度の一種で、化学分析に関する学科と実技試験が実施されます。
本校はその化学分析技能検定の実技試験の指定会場となっており、公正に受検できるよう細心の注意を払って準備を行っていました。




この化学分析技能検定試験は、1級と2級に分かれており、以下のように行われます。

1級 実技試験とペーパーテスト(別の日)
a 定性分析:与えられた試料溶液中に含まれる4種類の金属イオンの検出
b 定量分析:キレート滴定法による塩化カルシウム塩化マグネシウム及び塩化アルミニウムの定量

2級 実技試験のみ
a 定性分析:与えられた試料溶液中に含まれる3種類の金属イオンの検出
b 定量分析:与えられた試料溶液(しゅう酸溶液)中に含まれるしゅう酸の量

 昨年度と同様、今回も本校の卒業生数名が一般の受検者に混じって、この試験を受けます。
この検定の受検資格は「実務経験が2年以上」なのですが、
本校を卒業すると化学分析技能検定の受検資格としての実務経験が免除になります。
そのため卒業するとすぐに受検できるため、今春卒業した卒業生も、
この検定をトライする事が可能となるのです。

受検者の皆さんが実力を十分発揮できるよう、私たちも準備を進めております。