実験室は熱いです!

後期が始まってちょうど2週間が過ぎました。
涼しくなってきましたが、卒業研究で実験室は熱気ムンムンです。

まずは、毎回全員で集まって前回の申し送り事項や注意事項など連絡し意思統一をしてから実験に入ります。


こちらの実験室では、先週のブログで紹介した納豆やオクラから繊維の材料を取り出し、
その性質を調べるために熱分析装置で測定を行っていました。
有機テクノロジー学科のK君とH君が測定をしており、「自分達の予測とは全く異なるデータが出て、ビックリしましたが、
そのデータを解析後、担当のパスタ先生と相談して、方向性を見いだすことができました。」
と早くも分析化学者らしく頼もしい一言を言っていました。


 

こちらでは、 資源分析化学科のW君がなにやら大がかりな装置を組み立てていました。

彼らは、せんぱい先生のもと、外部の方との共同研究で「大阪湾のアマモ生息域」の調査をしているグループです。
この装置は硫化物を測定する実験で使用するものだそうです。
土壌中に含まれる硫化物がアマモの生育を阻害することがあるということで、生息域の土壌環境を測定するのだそうです。
このように本校の卒業研究ではかなり専門的な調査まで行うのです。