質疑応答のアドバイスを生かして

2年生の卒業研究、4年生の後期の卒業研究がスタートして約40日。卒業研究も中間地点に差し掛かりつつあります。
今日は第1回目の卒業研究中間発表会がありました。

 卒業研究中間発表会とは、2年生と4年生が取り組んでいる卒業研究の目的、方法、現時点の結果、考察、今後の研究の方向性など
卒業研究の中間時点での成果を発表する会です。今日から数週間に渡ってすべての卒業研究班が順番に中間発表を行っていきます。

 今日は4年生の「微生物を用いたものづくりを目指す研究班」と「微生物を用いた環境浄化を目指す研究班」、
2年生の「大阪のにおいについての研究班」、「植物の耐塩性評価の研究班」、「植物由来原料からものづくりを目指す研究班」の
合計5班が中間発表を行いました。


↑ 中間発表の様子

 発表者は要旨(実験の目的や実験方法、結果と考察をまとめた資料のこと)と呼ばれる配布資料とスライドを使って同級生や先生の前で
プレゼンテーションを行います。初めて大勢の前で発表するせいか、少し緊張した様子の学生もいました。
発表後は質疑応答の時間があり、先生や同級生から研究に対する質問がたくさん飛び交いました。
また、質問だけでなく、より良い発表にするためのアドバイスや後半の卒業研究を進めて行く上でのアドバイスの提案もありました。


↑ 質疑応答の様子

 発表後、2年 有機テクノロジー学科Tさんに感想を聞いてみると、
「発表は少し緊張しました。研究の成果を人に伝える事は難しいなあと思いましたが、発表することが面白くも感じました。
今日の発表の反省点や頂いたアドバイスを今後の研究に生かしていきたいです。いい経験になりました。後半の実験も頑張りたいです。」
と言っていました。

 一方、発表を聴講した2年 有機テクノロジー学科Nさんにも感想を聞きました。
Nさんは、「中間発表をしっかり聞いて、他班の発表での良いところを自分の班の発表に生かして行きたいです。班員と協力して準備していきます。」
と言って卒業研究の班員と打ち合わせを行っていました。


↑ 班員と卒業研究の打ち合わせをするNさん(手前)

 中間発表会で先生や同級生からのアドバイスを生かしたり、他班の良い点を取り入れたりして卒業研究をさらに良いものにしようにという意気込みが学生達から感じられました。
その意気込みを持続して後半の卒業研究を有意義なものにしていって欲しいと思います。

By Mac