卒業研究を通しての成長。。。

今日は、卒業研究の担当でしたので、カメラを持って各実験室を巡ってみました。
皆、真面目に、そして楽しそうに実験をする姿がそこにありましたが、
特に目に映ったのは、分析機器を自由に扱う2年生の姿でした。

以前のこの日記でも紹介されていましたように、
1年次では「機器分析化学実験」で様々な機器の扱い方を学んでいます。
ほんの1年前までは、初めて見る分析機器に恐る恐る近づいていた彼らも、
今は先生が側にいなくても、一人で立派に扱えるようになりました。
毎年こうした風景を見ながら、1年間で、ここまでよく成長するなぁと感動を覚えずにはいられません。

また、私の研究テーマであります『化粧品の紫外線防止効果の簡易測定法の開発』においては、
9月中旬の研究開始当初は、研究内容について理解するのが精一杯であった学生たちも、
たった3ヶ月という短い期間であるにも関わらず、
研究の意味を十分理解して実験を行うことができるようになったのは勿論のこと、
自分たちの意見を持って、ディスカッションができるようになってきました。
今は、実験をしながら、その側でデータ解析をし次の研究方針を考えつつ、
卒業論文の作成を手がけられるようにまでなりました。

1年生の皆さんもそろそろ卒業研究のテーマを何にしようかなぁと
考え始めないといけない時期に差し掛かってきています。
来る2月2日(土)にあります卒業研究発表会での、先輩たちの発表を聞いて、
徐々に気持ちを固めていってくださいね。

また、先輩たちは、「あ!この研究面白そう!引き継いでやりたい!」と
後輩たちに思ってもらえるような研究発表ができるように、
ラストスパートを全力で駆け抜けていって欲しいと思いました。

by すくろーす