卒業研究発表会本番のための大事な日

来週の土曜日には、
本校の一大イベント、卒業研究発表会が実施されますが、
今日はその予行演習が行われました。
卒業研究は、
本校に入学してから今日に至るまで、
2年間(あるいは4年間)学んできたそのすべてを注ぎ込んで行われてきました。
つまり、学生にとって発表会当日は、
2年間(あるいは4年間)の集大成となる日です。
その当日には失敗や後悔はしたくありません。
そのため学生たちは、今日の予行演習に真剣な表情で取り組んでいました。


卒業研究は5−8人(4年生は2人)の班単位で進められてきました。
班員全員がプロジェクターの前に並び、
そしてプレゼンテーションを行います。

今日の発表テーマは
水質、環境改善、植物、微生物、プラスチック、接着剤、医薬品と、
本当に多岐にわたります。
いろんなテーマ、内容ですが、
しかしこれらはすべて「化学」に関わる研究なのです。
まさに「化学」が、
私たちの身の回りのすべてのものを支えてくれていることを実感できます。

(予行演習の様子は「つぶやき」でも実況されています。裏側からの風景なども見られますよ。是非覗いてみて下さい。)
twitterhttp://twinavi.jp/account/detail/bunsekikagaku
Facebookhttp://ja-jp.facebook.com/bunsekikagaku)

各班の発表は、
実験データをただ見せるだけではなく、
グラフを示したり、絵や写真などを用いたりと、
それぞれが思い思いの方法で、
自分たちの研究を聴衆に如何にわかってもらえるか考えられていました。

発表会のために今日まで一生懸命準備、練習もしてきましたが、
しかし今日の段階ではまだまだ不完全な状態です。
自分たちの思いとは裏腹に、
字が見えにくかったり、表現がわかりにくかったり、
そして言葉に詰まってしまい制限時間を超過してしまったりと、
思い通りのプレゼンテーションができない様子でもありました。
そして聴衆となっている学生や教員からは容赦ない質問、指摘が…。


(するどい質問に即答できず、班員同士で話し合う場面も…)
しかしこの厳しい質問や指摘こそが、
彼らの発表を成功に導くための最良の薬となってくれるのです。
予行演習終了後は、
みんな担当教員やその他の教員の元に殺到し、
今日の発表の改善点などのアドバイスを積極的に聞き出していました。
この向上心こそが、きっと最後の追い込みの原動力となります。

今日から発表会当日まではまだ1週間あります。
この1週間でさらに磨きをかけて、
当日には今日よりさらにグレードの高いプレゼンテーションを行ってくれるでしょう。
その時を大いに期待しています。

あと1週間、みんながんばれ!

by あおひげ