身近な食品を測る実験が始まります

16日のブログにもありますように、2年生からは専門分野の実験がスタートします。
生命バイオ分析学科の学生は、今日から『食品分析化学実験』が始まりました。

この実験では、1年生で習得した定量分析(滴定など)や
機器分析(高速液体クロマトグラフなど)の技術を用いて、
食品という身近なサンプル中の成分を測定していきます。

ガイダンスでは、1年で習った分析法の復習(やってはいけないこと!も含めて)、
測る成分の特徴や測定法の原理など、
実験を始める前に必要な知識を勉強します。
私にとっては本校で初めての実験ガイダンスなので、
学生の反応を見ながら説明しました。

ガイダンス後、学生たちに感想を聞くと
「1年の復習も含めて、分かりやすかった」(Nさん、Hくん)、
またガイダンスの始めに実験ノートの大切さを
特許の視点から話したことが「新鮮だった」(Nくん)
と言ってくれました。

さらに、Nくんは「お菓子など身近なものを測定するので楽しみ」、
Fさんは「インドフェノールやメタリン酸といった聞いたことのない試薬が出てきて楽しみ」、
Hくんは「他の元素の測り方にも興味が湧いた」と、
ガイダンスを聞いて、実験へのワクワク感が高まっていることを話してくれました。


上の写真は実験ガイダンスの様子で、ドラ一郎先生が説明中です。
絵を使って、分かりやすい説明を目指します。
みんな真剣に聞いていますね。