スキルアップしてきた機器分析!

その後2年生は、機器分析実験を行いました。今日は原子吸光光度計で、カルシウムの
定量を行います。1年生の時にも一度、原子吸光光度計を扱っていますが、およそ
10か月ぶりに扱うことになります。

機械の操作は少し忘れてしまっているところもあるようでしたが、実験で用いる溶液の
調製は非常にテキパキしたものでした。先週行った鉄イオンの分析と異なり、今日の
溶液はすべて無色です。実験台もきちんと整理して、試薬にもラベルを貼り、整理して
実験を行わなくてはトラブルの基です。
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機器での測定が始まると「すごいキレイ!」との声が。

そうです。この機器は炎色反応を応用して測定いる機器なので、測定元素によっては
非常に鮮やかな炎が出ます。1年の時に暑かった元素は無色の炎でしたが、今日は
色の付いた炎がでていたのでした。

炎のきれいさにしばし心を奪われながらも、気持ちを切り替え最後まで測定を行いました。

実験後のデータ整理では結果が基準値の3σ(シグマ)内に納まっているか計算をしました。
会社でQC活動を行っているS君などは3σと言う言葉をしっており、頷きながら説明を
聞いています。他の学生達は初めて聞く者も多かったようですが、計算はばっちり
できたようです。

さぁ、来週の土日は化学分析コースの授業もお休みです。自宅でしっかりレポートを仕上げてきて
下さいね。

by ドラ一郎


明日、4/29(月)は祝日のため、学校はお休みです。次回のブログは4/30の更新と
なります。お楽しみに。