笑顔で実験

1年資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生は、
定性分析実験を行っていました。この実験は今回で2度目です。
まだまだ慣れない手つきで実験を進めていましたが、多くの学生は、
笑顔で取り組んでいました。
「実験操作は難しいけど、とにかく手を動かし実験できることがとても嬉しい。」
と写真の4名は、笑顔で感想を聞かせてくれました。

実験を行う上で、一つ一つの化学反応や原理を理解することも大切ですが、
まずは体で操作方法を覚えることも、社会で即戦力となる秘訣です。
実験技術を学び始めた1年生ですが、「実験することが嬉しい」という気持ちがあれば大丈夫!
確実に分析技術が身につくはずです。


さて、また別のテーブルでも楽しそうに定性分析実験に取り組む学生達がおりました。


写真中央の学生は、1年有機テクノロジー学科のH君です。
実は、H君のお姉さんは7年前の本校卒業生!
お姉さんが本校に通っていた時、H君はまだ小学生でしたが、
当時、お姉さんが机に向かって勉強していた姿が記憶にあり、
その姿を見て「そうやって勉強に打ち込める学校なら、
自分も入学し、化学の道を目指し頑張りたい。」
と思い、進学先として本校を選んだと語ってくれました。
H君は、世界のエネルギー問題を化学の力で解決したいという夢を持っています。
夢に向かって進み出したばかりですが、一歩ずつ前進している姿を見ることができました。

また、H君のように家族が卒業生という方の入学は、
平成23年度から連続3年目となります。
教員としては、本当に嬉しい限りです!