計画書作りから卒業研究スタート

一昨日のブログにもありますが、
現在、後期からの卒業研究に向けて
準備を行っているところです。

研究を行うには、まず
どのような実験を行う必要があるのか、
そのためには、どんな試薬、装置や器具、消耗品が必要か、
計画を立てることが大切です。

6月9日のブログにもありますが、
本校ではISO14001を取得しているため、
卒業研究でも、実験の流れのフローチャート
試薬の使用量、エネルギーの消費、廃棄物の発生を
書く加えたPFD
(プロセスフローダイアグラム(Process Flow Diagram)の略称)
の作成を行います。

今は、PFDの提出期限を間近にひかえて、
学生たちは作成に余念がありません。

下の写真は、コミュニケーションスペースで、
学生達がバッテン先生を囲み
卒業研究のPFDについて、
打合せをしている様子です。

進み具合を聞くと、
「最後の仕上げを頑張っています、あともう少しです」
と異口同音の答えが返ってきましたが

特に、有機テクノロジー学科2年のM君が
「学生実験で学んできたことがベースとなっているので、
実験操作などはイメージしやすいですが、
PFDにまとめるところが難しいです。」
と答えてくれました。

資料室に行くと、
Mac先生の卒業研究班の学生も、
PFDの仕上げに頑張っていました。

PFDを作る中で感じたことがあるか
聞いたところ、
生命バイオ分析学科2年のT君が
PFDを作りながら、
より具体的な卒業研究の中身がイメージできるようになり、
互いに分担して協力しなければいけないなと感じました。」
と答えてくれました。


相談しながらPFDの修正中です。
一番右がT君です。

計画を立てることは、研究に限らず
社会人として大切なことなので、
このような機会を通して、
成長してくれることを願っています。