資格を就職活動の武器にしよう!
今日も多くの学生達が登校していました。スキルアップを目指し、資格取
得に向けて自習している学生、前期の授業や実験の復習をしている学生な
ど本校の学生達は、それぞれ目的を持って登校し、夏期休暇を有効に活用
しています。
上の写真の1年資源分析化学科のU君は、10月に行われる危険物取扱者試
験の願書を提出していました。本校では、危険物取扱者試験の願書を取り
まとめて実施団体へ申込みをするので、U君だけでなく、多くの学生が願
書の提出に来ています。
U君は願書提出の際に、あおひげ先生へ休暇中の様子を話していました。
U君は「10月の危険物取扱者試験で乙種4類に受験するので、合格できるよ
うに授業や資格対策講座で習ったことを復習しています。」「夏期休暇中は
時間を有効に使うように心がけて、自分がレベルアップできるよう有意義
に過ごしています。来週は国家資格の団体講習もあるので、頑張りたいで
す。」と話していました。
1年生の多くの学生は、次週から始まる国家資格の団体講習を受講しま
す。団体講習は、有機溶剤作業主任者技能講習、酸素欠乏・硫化水素危険
作業主任者技能講習、特定化学物質および四アルキル鉛作業主任者技能講
習があります(昨年の団体講習の様子はこちら)。
働く上で必要な知識・技術を授業や実験を通して身に付けていくことは
もちろんのこと、さらに一つでも多くの資格を取得して、これから始まる
就職活動に備えて欲しいと思います。平日コースの学生の夏期休暇は残り
2週間ほどですが、最後まで目的意識を持って過ごして欲しいです。
技能士(化学分析)の準備中!
実験室を覗いてみると、試薬や器具がたくさん並んでいました。
そこでは、せんぱい先生、バッテン先生がてきぱきと試薬などを保管庫
から取り出し、何かの準備されているようでした。
2人の先生に何をしているか尋ねてみると、
9月1日(日)に実施される国家資格である技能士(化学分析)の実技試験に向け
て、器具や試薬の準備をしているとのことでした。
技能士(化学分析)とは、国家資格である技能検定制度のひとつで、化学
分析に関する学科試験と実技試験が実施されます。本校は、実技試験の指
定会場(大阪府)となっているので、今週は担当の先生で細心の注意を払い
ながら試験準備を行っています。
この検定の受験資格は化学分析分野での実務経験が必要であり、2級の
場合は実務経験が2年以上なのですが、厚生労働大臣の指定により、本校
卒業生は受験に必要な2年の実務経験が在校期間で免除されます。そのた
め、卒業するとすぐに受験することもできます。今年も本校の卒業生数名
がこの試験を受験します。
受験者の皆さんが実力を十分発揮できるよう、本校教員は準備を進めて
います。
By Mac