心に秘めた熱い思い

夏期休暇中ですが、目標達成のために登校してくる学生がいました。
今日は、そんな頑張っている学生を紹介します!!

高校時代からの目標に向かって

写真は1年 生命バイオ分析学科のH君です。

10月に行われる危険物取扱者(甲種)の試験を受験するために
願書の提出に来ていました。
危険物取扱者は、大きく3つに分類(丙種・乙種・甲種)されます。
中でも、甲種は全種類の危険物が対象となるため、難易度が高く
一定の条件を満たしていなければ、受験することができない資格です。
例えば「大学で化学を履修し、卒業した者」などの条件があります。
しかし、本校の学生は1年次前期の化学系科目の単位を修得した段階で、
その資格が得られます。

H君は、本校入学前から危険物取扱者(甲種)の取得を目標にしていました。
本校入学後、半年が経ち受験資格を得て、
「高校時代に立てた目標が、もうすぐ達成できそうなので残り1ヶ月間
全力で資格受験の勉強に励みます。」と意気込みを語ってくれました。

卒業研究に向けての準備

2年生の後期から卒業研究は本格的に始まりますが、
スムーズに研究を始めたいという思いから、
準備のため自主的に班内の打ち合わせが行われていました。
写真は、その様子です。

自分達が取り扱う試薬についての情報収集や、実験操作方法の確認を行うなど、
班の中で、情報交換していました。この班は、薬に関する研究をテーマにしており、
過去8年間に渡り、先輩から引き継がれてきた内容です。

「今まで以上に実用化を視野に入れた研究を行うので楽しみです。
また、先輩が残してくれた研究の基礎データに私達の結果を積み上げ、
いつかは実際に社会貢献されるように、後輩へ引き継いでいきたいです。」と
2年 有機テクノロジー学科のMさん(写真右)が、卒業研究に対する熱い
思いを語ってくれました。

資格取得と卒業研究、それぞれの目標が達成できるように頑張ってほしいと
思いました。

by せんぱい