スタート!!

こんにちは!!ましおかです。

本日より後期が始まりました。
それぞれの学年の授業・実験の様子を見てみましょう。

1年生

 

こちらは資源分析化学科と有機テクノロジー学科の機器分析化学実験のガイダンスの様子です。

機器分析化学実験では、金属の量を分析できる原子吸光光度計や気体中に何がどれだけ含まれているのかを分析できる
ガスクロマトグラフなど様々な機器を使って実験をしますが、ガイダンスで「どのような実験をするのか
どのような原理か」などの説明を行っています。
久しぶりの授業で、学生たちは少々緊張気味に聞いていました。

昼休みに生命バイオ分析学科の教室を除いてみると、
担任のぽてと先生と夏休みの思い出話をしている学生たちがいました。

「夏休みはとても楽しかったです!後期は資格取得を一生懸命頑張りたいと思います!」
と、抱負を語ってくれました。
久しぶりの先生との会話がとても楽しそうです。。

2年生

こちらは私が担当する、生命バイオ分析学科2年生の「植物・生物代謝学」の様子です。
私たちが食べ物を口にした後、体内でどのような代謝反応が行われ、エネルギーや体が作られていくのかということを
学ぶ授業なのです。
初日からしっかり、じっくり学んでいきます。。

昼休みには級友との交流を楽しんでいる学生がいたり、卒業研究の打ち合わせをしている学生がいたり、
久しぶりに活気あふれる教室が戻ってきました。

3.4年生

医療からだ高度分析学科の3年生は遺伝子操作実験のガイダンスを受けていました。
この実験では、DNAや大腸菌を使った実験を行う予定です。
学生たちは、新たな実験に期待でいっぱいのようでした。

4年生は初日から卒業研究の予備実験を行っていました。
担当のぽてと先生と研究の方向性や格子の確認を行っていました。

両方ともぽてと先生が写っていますが、たまたまです。
(しかし本日はぽてと先生が良く出てきますね。)

放課後

資源分析化学科のN君が、卒業研究について担当のミジンコ先生と打ち合わせをしていました。
彼を中心に夏休みは定期的にスケジュールや実験内容を検討してきたということです。
「排水の水質浄化に関する研究を行います。
今日は次回から行う予備実験の方法の確認と担当者の割り振りを行いました。次回がとても楽しみです。」
と早くもエンジン全開と行った感じでした。

うれしいお客様

さらに本日、共和薬品工業株式会社の人事担当のM様とO様が、
本校学生への求人票を持って来校頂きました。(写真左;M様、中央:O様)

この企業様は、精神科領域に強みを持つジェネリック医薬品メーカーとして、世界に展開されています。
本校では、毎年1月に企業紹介講座というものを開いています。
これは食品や医薬品、環境などいろいろな分野の企業様をお招きし、就職活動を始める学生に対して直接、
企業の説明会をして頂いている行事の1つです。
今年の1月の企業紹介講座には、O様に来て頂き、企業の概要から求める人物に至るまで詳細に説明を頂きました。

企業紹介講座の様子は、こちらをご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130123

もちろん、これまでにも求人票を頂き、既に品質管理や製造職で、卒業生が活躍しています。
3年前に卒業した有機テクノロジー学科卒、28期のIさんは、今や品質管理の部署の中堅として、
毎年入社される大学卒や大学院卒の新人さんへ、技術的な指導をしているとのことです。
「技術は、大学卒の方と比べても、同等かそれ以上のものを持っておられる。」と、高く評価を頂きました。

また、昨年度卒業した、有機テクノロジー学科卒、30期のKくんも、入社してまだ数カ月ですが、
頑張っているようでした。
「人柄も良いので、周りからもよく可愛がってもらっています。これも大切な素質です。
今は、野球のクラブにも所属して、楽しく過ごしているようです。」と、現在の様子をお話頂きました。

いずれにしても、卒業生が活躍していることを評価頂き、さらにその先輩に続く人を採りたいと、
求人票まで持参して頂きました。送り出した教員として、これ以上の喜びはありません。
「入社して頂く方には、是非、将来の幹部候補として活躍してもらいたい!」
との言葉も併せて頂き、本校学生に対して高い期待感を持って頂いておりました。


本当に嬉しいお話であり、今後もしっかりと学生を技術的にも、人間的にも教育していかなければいけないと、
強く感じました。
先輩が繋いでくれたバトンを次に受けるのは誰になるのでしょうか。
とても楽しみです。


このように様々な形で様々な思いを胸に後期がスタートしました。
これからますます熱くなる学生たちを我々教員も見守りたいと思います。

by ましおか