雨の向こうへ、風の向こうへ、旅は続いていく

卒業アルバム写真撮影!

今日は卒業アルバムの写真撮影の日。
まずは、クラスごとの集合写真。
担任の先生の「は〜い、並んで〜。」という掛け声で、
学生たちは、わいわいガヤガヤと撮影台に整列していきました。
直前まで、「おーい、ポーズ普通でええのん?」、「なんか笑ってまうわーwww」と、
冗談を言い合いっておりましたが、
「それでは参りまーす!さんーっ、にぃーっ、いちーっ!」
というカメラマンさんの掛け声と共に、結局はシュッとして写っていましたw
うちの学生たちは、ホントに根が真面目なもんで。。。

クラスの集合写真が終わると、学生たちは卒業研究に。
何の研究をしてるのかなぁ〜なんて実験室を覗きに行くと、
むむむっ!実験台すれすれから顔を出すカメラマンさんを発見!!
何してはるんかなぁと思って尋ねてみると、
「学生さんたちが自然に実験をしている様子をカメラに納めるために、
 こうして撮影してるんです。」とのこと。
まるで野鳥を撮影するような勢いで、息を潜めてカシャリッと撮っておられました。

程なくして、今度は卒業研究班ごとで指導担当の先生と一緒に撮影。
卒業研究で日頃よく使っている分析機器の前で撮影する班もいれば。。。

いつもは立ち入り禁止区域である実験棟の屋上を
ここぞとばかり選んで、晴天の下、白衣姿で撮影する班も。。。
そうなんです。撮影場所は、学生たちの自由意志で決めてもらっているのです。
いやぁ〜晴れて良かった!

そして、こちらの班は、通い慣れた講義棟の玄関前での撮影。
周期表で飾られたこの階段を、足取りが軽い時も、重い時も、
仲間とそして先生と一緒に登ってきたからこそ、みんな今ここに立っています。


卒業アルバムの写真撮影を、今日一日、傍で眺めてきましたが、
一人一人の顔を見ながら、いろんな思い出が蘇り、あと何回、
この階段を彼らと一緒に登れるのだろう。。なんてことを考えてると、
正直、少し切ない気持ちになりました。

でも、彼らには卒業までまだ越えないといけない山がいくつもあります。
特に卒業研究は、大きな楽しみでもありながら、最も大きな山でもあります。
彼らの卒業研究の旅はまだ始まったばかりです。

先輩の背中を追いかけて!

今年の3月に卒業した30期卒業生で、
奥村坩堝製造所に勤務しているSさんが、求人活動の一環として、
会社説明および彼女の仕事内容について企業を代表して、
先日、後輩たちにプレゼンをしてくれたのは、記憶に新しいところです。
詳細はコチラ↓のブログを御覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130918

そのプレゼンを聞いて是非とも受験したい!という学生が、
採用試験を受験し、本日、見事2名内定を頂けることに!

写真左のMさんは、実は大学編入学を目指していたのですが、
急なご家庭の経済的な事情で進学を諦めざるを得ず、
つい最近、卒業後の進路を就職に切り替えたばかりでした。

「就職活動をまったくしていなかったので、
 実は、この企業が初めて面接試験でした。
 とても行きたい企業だったので、
 面接では自分の言いたいことがスラスラと出てきました。
 内定を頂いて、本当に嬉しいです。
 大学編入学という道を諦めることにはなりましたが、腐らず、
 自分のやりたい事をやるんだ!という意志で就職活動をして、
 本当によかったです。」

一方、写真右のI君は、これまでに真面目に就職活動をしていましたが、
なかなか内定を獲得することが出来ず、クラスメイトに先を越されていくのを
横目で見て、悔しい思いをしてきました。

「これまでは、何故か面接試験になると非常に緊張をしてしまい、
 正直、思うように自分のことについて話が出来ませんでした。
 でも、ぽてと先生にご指導を頂き、ついに内定を頂くことが出来ました。」

ちなみに、I君に、夢はなんですか?と聞くと、
「社長になることです!実は、面接でもそう答えてきましたwww」
という答えが。

本校では、担任の先生の他に、就職指導をしてもらいたい先生を学生が
選べる「グループ指導」という方式をとっています。
彼は、ぽてと先生を選び、面接でもリラックスして、企業様の前で
こうして大きな夢を語ることが出来るようになったようです。
二人とも、本当に終始嬉しそうな笑顔が印象的でした!
本当に、おめでとう!

内定企業の方がお礼のためにご来校!

先日内定を頂いた企業様が、「良い学生を紹介して頂いた」ということで
お忙しい中、わざわざお礼に学校に来て下さいました。
ご来校頂いた企業は、
総合水処理薬品の製造販売や油処理剤などを扱われている
アゲハ産業株式会社様。
2年前にも1名を採用頂きましたが、今年は2名の学生に対して、
内定頂いた企業様です。

写真前列の右側が社長のK様、左側が採用担当のO様で、
後ろの左側から先日内定を頂いた
資源分析化学科2年のNくんとKさんです。

内定通知を頂いたときのKさんの様子は、偶然にも、
上記で紹介した9月18日のブログに掲載されていますので御覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130918

社長様からは、
「今回、内定通知を出した2名の方は、いずれもとても真面目で、
 コツコツと勉強もされ、資格もたくさん持っておられます。
 そのため、入社してからも、
 積極的にいろいろなことに挑戦してくれるものと期待でき、
 良い学生さんを御校から紹介頂けたと喜んでおります。
 また、一昨年に採用したNくんも、とてもよく頑張ってくれています。
 今回、内定通知を出した2名の学生さんも、表情が明るく、元気なため、
 社内に新たな風を吹き込んでくれるものと期待しています。」
と、嬉しい言葉を頂きました。

この企業様の言葉にあるように、内定は決してゴールではありません。
本日内定頂いた前述の2名もそうですが、
企業様の期待に応えられるような人材になるために、
これからも、旅はまだまだ続いていきます。
まずは、卒業まで、仲間と、そして私たち先生と、一緒に歩いて行こうね。

byすくろーす