小さな変化は大きな成果へのきっかけ

毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Wスクールの大学生(大学院生)などを対象に分析化学の
知識と技術を修得し、職場でのスキルアップや転職を目指すために開講している化学分析コースが、今週も
始まりました。

先週の日曜日、2年生はクラスの約半分が資格試験(公害防止管理者危険物取扱者)で公欠をとっており、
少し寂しい教室でした。今日はまた元通りの教室に戻ったようですが、少し変化も出てきたようです。

資格試験は終わったのに、資格の話題が聞こえてくるのです。もちろん「先週、試験できた?」というような
会話もあるのですが、受験していなかった学生達から、チラホラと次回は自分も受験しようという声が聞こえて
くるのです。K君のクラス日誌のコメント欄には「次回は危険物甲種にチャレンジしたい」と書かれていました。
またそんな話をしているとFさんも受験考えてるって言ってましたよ、という声も聞こえてきました。

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1年生の安全衛生で危険物について学んだ彼らが、2年生の後期に入って「化学関係法規」の授業で、ちょうと今
消防法(危険物取扱者が関係する法令)に関する内容を学んでいることも影響しているのかも知れませんね。

自分の話で恐縮ですが、私は学生時代には実はあまり資格取得に励んできませんでした。しかし、資格を取得
していることで自分のできる仕事の幅が広がることをもっと教えてもらっていたり、周囲に資格取得に熱心な
クラスメイトがいれば、状況は変わっていたかも知れません。

それぞれの資格がどのような場面で必要であることをしっかり説明を受け、授業の中での資格に関連する内容を
学ぶことが出来、クラスメイトも資格取得に熱心なこの化学分析コースで学ぶみなさんは、お互い刺激し合い、
先生方にも質問・相談を繰り返し、卒業までにさらに多くの資格取得目指していって下さいね。


by ドラ一郎