行き交う思い!!

卒業式を来週に控え、1年生は2年生へ、
2年生は1年生へ、それぞれの思いを持って、
様々なことに取り組んでいる学生の姿が、
印象的な1日でした。

先輩への思い

写真は、1年 資源分析化学科のNさんです。
Nさんは、在校生を代表して卒業式で2・4年生に向けて、
送辞を送ります。
課外活動等で、様々な先輩と交流を持っていたため、
人一倍の思いが込められていました。

入学当初、先輩に対して憧れの気持ちや、自分が
1年後先輩のようになれるのか、不安を抱いていました。
しかし、1年を振り返れば、
「自信のないスタートだったけど、振り返ってみると
アッと言う間の1年で、自然に分析技術や知識が身に付いたことが
実感できました。次年度は私達が課外活動等で、
新入生に色々なことを教えてあげたいと思っています」と、
今の気持ちを率直に語ってくれました。

本校では、学年を超えて交流する機会が沢山あり、
そこで学ぶことも多く、先輩は後輩の憧れの存在になります。

下の写真は、これまでに後輩から先輩へ送られた送辞です。
ここには、先輩への思いが沢山込められています。

後輩への思い

環境委員会は、自主的に環境活動に取り組みたい
という思いを持つ学生が集まり、活動をしています。
その活動は、公園清掃や道頓堀川水質調査等様々です。

下の写真は、環境委員会の学生が集まり、顧問の
カロン先生と打ち合わせをしている様子です。

 
写真右側の、2年 資源分析化学科のM君は、
2月12日(水)に行われた、
道頓堀川水質調査に関する反省事項をまとめていました。
2月12日(水)の道頓堀川水質調査の様子は、以下のURLをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140212

もうすぐ卒業するにも関わらず、最後の最後まで
熱心に取り組んでいました。

「これまでに、10年間39回続いている水質調査を、
失敗することなく、絶やさず続けてほしい」
という後輩への思いからでした。

一方で、2年 資源分析化学科のO君(写真左)は、マカロン先生に
書類を提出し、話し合いをしていました。

環境委員会では、少しでも器具の破損を減らすことを目的に、
実験室のガラス器具の整理を行っています。
整理整頓がきちんと出来ていれば、
ガラス器具の破損を減らすことができるからです。
これも、立派な環境活動なのです。

下の写真は、彼らの力により整頓されたガラス器具です。

今年度から、本格的に取り組んだ活動であるため、
1年を振り返り、次年度に向けて活動のスケジュールを
見直していました。

カロン先生が確認した後、1年生へと引き継がれていきます。
後輩のことを考え、最後の最後まで全力で取り組んでいました。
その思いは、きっと後輩へ引き継がれていくことと思います。

by せんぱい