学生たちの真剣さに我々教員も負けません!

こんにちは! ましおかです。

より深く学ぶ!

2年生からは学科ごとに別れて専門的な授業や実験が行われますが、
本日は、私も担当している生命バイオ分析学科、医療からだ高度分析学科の2年生「バイオ化学実験」の
模様を覗いてみたいと思います。
1年生のうちは、分析化学者になるために必要な基礎化学実験や機器分析化学実験が主でしたので、
学生たちも心待ちにしていたバイオテクノロジーに関する実験が、いよいよ始まりました。



こちらでは、DNAを抽出する実験を行っています。その材料はなんとほうれん草!!

 
 

DNAは生物の設計図のような物です。我々ヒトや動物、そしてほうれん草などの植物も持っています。
DNAを抽出する実験は、バイオ系の実験の基礎となる操作方法が多くあるため、
Mac先生の説明をしっかりと聞きながら、真剣に取り組んでいます。

学生たちは、
「ほうれん草のような実際の身近な材料で実験するなんて驚きです。どのようにDNAがとれるのかとても楽しみです。」
と言っていました。


こちらでは、様々な微生物の培養実験を行っています。
基本的な培養操作やそれに関する機器を学ぶために、何種類かの培地を作成し、
それ合った微生物や菌類を培養していきます。

 

材料として、納豆(納豆菌)やヨーグルト(乳酸菌)の培養を試みる学生も!
上手く増えるといいですねぇ。

培養操作の基本中の基本である「無菌操作」を行うクリーンベンチで、
操作の説明をするぽてと先生(手前)と、真剣な眼差しで見つめる学生たち!?

このようにして、一歩一歩バイオ分析化学者に近づいていくのです。
そして、楽しみながら学べるのは本校の強みだと私は思っています。

スポーツ大会に向けて

実験の間のお昼休みには、大教室で、スポーツ大会実行委員会が集まっていました。
本校の行事は、分析化学のお祭の「分化祭」だけではありません。
10月の中旬には「スポーツ大会」が実施されます。本日は、その実行委員長を決めるようです。
(昨年のスポーツ大会の様子はこちらから)

スポーツ大会も分化祭同様、準備から実施に至るまで学生たちが主体となって進められていきます。
その中でも実行委員長は、みんなの牽引役で、一番重要な役割です。

複数の立候補者の中から、投票の結果、有機テクノロジー学科2年生のK君に決まりました。
K君は、
「スポーツが得意な人も苦手な人も楽しめる競技やルールを考え、
学校全体で楽しめるスポーツ大会にしたいです!!」と、
早くもエンジン全開です。

これは、今年のスポーツ大会が楽しみになってきました。


学生たちに負けずに我々も精一杯熱く、指導していきます!!

by ましおか