テレビ番組のロケ地に!&前期の実験の総まとめ

テレビ番組のロケ地に!

テレビ朝日系列(朝日放送)で毎週木曜日の深夜に放送されている
ビーバップ!ハイヒール』という知識教養バラエティ番組をご存知ですか?

MCはハイヒールのお二人で、作家の筒井康隆さんや漫画家の江川達也さんを
ブレーンに迎え、たむらけんじさんやブラックマヨネーズさん、
チュートリアルさんなどが出演されています。

この番組内では世の中であまり知られていないことを、分かりやすく解説される番組で、
そのために度々再現VTRが使われます。
今回、研究者が研究を行っている様子を撮影したいということで、
本校の実験室を撮影現場として使用したいという申し出があり、
今日はスタッフの方が来校され、その下見と打ち合わせを行いました。

実は、この番組の撮影現場としてご協力させて頂くのは2度目で、
前回はアメリカの研究者が研究しているシーンの撮影でした。
詳細はこちら ⇒ http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130329/1364595588

一方、今回は日本のあるメーカーの商品開発秘話の再現VTRということで、
必要なのは実験室2つと講義室1つ。
実験室はたくさんあるので、すべての実験室をご覧いただき、
その中でイメージと合う場所を選んで頂くことになりました。

今回来校されたスタッフの方は、前回と異なる方でしたので、
本校の実験室をご覧になるのが初めてでしたが、
「絵コンテで考えていた通りの理想の現場です!」と
写真を撮りながら、使用する実験室を検討しておられました。

実際の撮影日は8月1日(金)。
10名ほどの役者さんが来られて、一日がかりで撮影される予定です。
さて、どんなシーンが撮影されるのでしょうか?
撮影当日の様子はtwitterやこちらのブログでご紹介して参りますので、お楽しみに♪
ちなみに撮影されたVTRの放送予定日は9/18(木)となっております。



前期の実験の総まとめ

今日は生命バイオ分析学科1年生の『基礎化学実験』のレポート日でした。

本校では、実験終了後に自分が行った実験を翌週までにまとめ、提出し、
教員がレポートとして成立しているかどうかの確認・添削を行い、
学生に修正指導を行うということを行っています。
確認の際には、他の学生のデータやWEB上の情報のコピーがなされていないかどうか
についても厳しく指導し、不正のない化学者の倫理感を醸成することも大きな目的の一つとしています。

そうした添削結果を各学生にマンツーマンで伝え、誤った個所や不十分な箇所、
理解できていない箇所を修正するのがこのレポート日なのです。
今日は生命バイオ分析学科1年生S君に密着しました。

修正箇所を指摘されると、自席に戻ってレポートの修正を行います。
S君(左)は隣にいる友人のH君(右)とともに、真剣に修正を行っていました。

時間内に修正が完了し、S君がレポートを提出しました。
提出されたレポートを最終的に担当のミジンコ先生が確認し、
無事OKがもらた模様!良かったですね。

合格をもらえたS君に、学校で一番楽しいことって何?と聞くと、
「やっぱり実験です!」と即答。
高校は普通科で、ほとんど実験がなかったということで、
週2回の実験が楽しくて仕方がないとのことでした。

また、前期に行った実験でどれが一番楽しかった?という質問には、
「滴定です!」とこれも即答。
どこがそんなに楽しかったのか聞くと、
「滴定で変色する試薬は1種類(フェノールフタレイン)しか見たことがなく、
 他の試薬を使うと、これだけころころと色が変わるンだなあと思い、
 その色の変化がとても楽しかったです。」ということでした。

また、隣に座っていたH君に学校で一番楽しいことって何?と聞くと、
こちらは
「休み時間に友達とワイワイ話している時」と即答。

えー!授業とか実験とかじゃないの?と一瞬思いながら、
何でこの学校に入学したのか聞いてみると、
「もともと高校の時から食品(お菓子)の商品開発がしてみたくて、
 大学も検討したのですが、実は自分で学費をすべてまかなう必要があり、
 4年制は経済的に厳しいということから、この学校の体験入学に参加して、
 2年間で自分の夢が叶う道があると知り、入学しました。」
と、かなりしっかりした回答が返ってきました。
将来のことも含めて、きちんと考えていたんですね。

いずれにしても、毎日が楽しいという彼ら。
彼らのように、自分の好きなこと、やりたいことがそのまま仕事できるというのが、
本校の大きな魅力の一つです。
8月は毎週末(土曜日もしくは日曜日)に体験入学を開催していますので、
興味のある方はお友達もお誘いあわせの上、お気軽にご参加くださいね。
詳細はこちらをどうぞ↓
http://www.bunseki.ac.jp/experience/index.html

byすくろーす