学生達の夢と引き継がれる思い

希望分野へ内定

今日は、2名の学生から内定報告を受けました。

2年生命バイオ分析学科のI君(写真左)

I君の入学当初の夢は、
分析化学に携わる仕事に就くことでした。
その夢は、今も変わっておらず、
それに加えて今までに学んだ微生物等に関わる知識を
活かす仕事に就きたいという思いも持ち始めました。

内定した企業は、
環境や食品衛生に係る企業で、
微生物検査等も行っています。
思い描いた通りの企業に内定することができ、
I君はとても嬉しそうでした。

「働くことが楽しみで、早く働きたいです。
4月からは、学んだことを最大限に生かし、
真面目に頑張っていきたいと思っています。」
と力強い意気込みを語ってくれました。


2年 生命バイオ分析学科のHさん(写真左)


Hさんは、本校入学時に、
調理系専門学校へ進学するかを迷っていたほど、
「食品」に興味を持っていました。

本校へ入学後は、
食品関係の企業に勤めることを目標に定めており、
ついに、その夢が叶い食品を取り扱う企業へ内定しました。

「来年の4月からは、沢山のアイデアを出して、
食品の開発に携わっていきたいです。
日本分析化学専門学校に入学してよかったです。」
と、語ってくれました。

二人とも、来年の4月からの活躍を期待しています。

道頓堀川水質調査

学生が組織する環境委員会の活動の一つに、
道頓堀川の水質調査があります。
阪神タイガースの優勝と共に、
飛び込む人がいたことが切っ掛けとなり、
入っても人体に悪影響を与えないのか、
化学の視点から見るために、
水質調査が始まりました。
平成16年から、10年間水質調査を行ってきました。
過去の調査結果は以下のURLをご覧下さい。
http://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html

今回で41回目の水質調査となりました。
昨日準備を整えていたため、
今日は、スムーズにサンプリングや実験を
進めることができました。

昨日の様子は、以下のURLよりご覧頂けます。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140819

1年生は、今回で水質調査が2回目になり、
実験操作にも慣れてきました。
入学後わずか4ヶ月ですが、
実は見違えるほどの成長を遂げています。
写真は、1年 資源分析化学科のM君です。


入学前から、分析化学の知識や技術を身に付け、
地球環境を守り、人の役に立つ仕事に就きたい。
という思いを持っていました。

M君曰く
環境分析の勉強になるが、
それ以上に、先輩や友人と一緒に協力して、
自分達で実験を進めることができるので、
達成感を得ることができ、
毎回楽しみにしています。」

と、感想を聞かせてくれました。

また、在学生だけでなく、
今年の4月に卒業した先輩も、
今日は駆けつけてくれました。

有機テクノロジー学科卒業 (31期卒業)の、
K君です(写真中央)。

在学中、環境委員会の役員として、
水質調査を行っていました。
後輩が困っていないか心配で来校してくれました。

「想像以上にテキパキと実験を進めていたので、
安心しました。10年続く環境委員会の伝統を
これからも守っていってほしいです。」
と、後輩に対するメッセージを語ってくれました。

脈々と引き継がれる学生達の思いに、
歴史を感じた一日でした。

by せんぱい