学生が先生を選べるグループ指導!&本校実験室がTV番組のセットに

学生が先生を選べるグループ指導!

本校の就職指導は基本的に各学科の担任を中心に行っておりますが、
それとは別に、自分が就職指導をお願いしたい先生を選べる『グループ指導』
というシステムをとっております。

これまでも、グループ指導で内定を獲得した学生について取り上げてきましたが、
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140905http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140903
今日もグループ指導で見事夢を実現させた学生をご紹介しましょう。

生命バイオ分析学科2年生のT君です。

彼のグループ指導が始まったのが7月末。
本校に入学する前に参加した体験入学で面談を担当したのが私ということもあり、
就職指導担当をお願いしに来ました。

正直申し上げて、彼は学校内で、ものすごく出来るほうかというと、そうではありませんし、
積極性も乏しく、自分から何か行動を起こすといったタイプではありませんでした。
ですから、私の指導は彼にとっては相当厳しいものであったと思いますし、
就職指導だけでなく、社会人にとって必要な素養についても強く指導したこともありました。
また、このことについてもご家庭にもご報告し、彼の進路の方向性について
お母様と何度も話をさせて頂いたこともありました。T君は母子家庭で兄弟も無く、
彼がお母様をこれから支えていかないといけないという状況もあり、
心配をされているお母様を前にして、
「お母さんを泣かせたらあかん!お母さんを泣かせるときは、内定とった時や!」と
心を鬼にして本人に言ったこともありました。

そして、この度、地元和歌山県の医薬品メーカーでの研究開発職に内定を頂くことが出来ました。
彼に、「いろいろ厳しいことも言ったけど、グループ指導は私で良かったのかなぁ?」と
これまでの私の指導について聞くと、

「先生に指導してもらって本当に良かったと思います。
 自分一人では絶対に内定はもらえませんでした。
 どうしても自分には甘えが出るので、そこを厳しく言ってもらい、
 感謝しています。ありがとうございました。」と言ってくれました。

T君はもちろん、お母様のご理解とご協力もあり、「絶対に内定を獲得するんだ!!」
という強い気持ちで3人とも頑張ってきて、本当に良かったと思います(涙)。
お母様はこのブログを毎日ご覧頂いており、
「息子の内定報告が掲載されることを心待ちにしているんです」と
先日仰っておられました。

お母さん!T君、ピースサインしてますよ!!!
また落ち着いたらお母様とゆっくりとお話させていただければと思います。

さて、内定は獲得しましたが、これはゴールではありません。
彼には、卒業するまでに社会人として必要な人間力をきっちりと身に付けて、
会社で貢献できる人材になれるように頑張りなさいと指導をしています。
その一環として、彼にはスポーツ大会実行員会の委員になるように指導をしました。
7月に話した時にはあまり乗り気ではなかったのですが、そうした活動で
社会性を身に付けることの重要性がようやく理解できたようで、
今日のお昼休みのスポーツ大会実行委員会に早速出席していました。

ということで、スポーツ大会実行委員会の様子を少しご紹介。

今日は実行委員会の役割決定の話し合いでしたが、自分のやりたい役割のところに
名前を書いていく方式で、最後に人数調整を行っていました。

これから競技種目を決定し、ルールブックを作り、出場者を決め・・・と
10月17日(金)の大会本番までタイトなスケジュールですが、
実行委員長であります有機テクノロジー学科のK君(写真前列中央)は、

「任せて下さい!きっちりやりますよ!
 思い出に残る楽しく、有意義な一日にするため、担当の先生(写真後列両端)や
 副委員長(写真後列中央2名、前列両端2名)と協力して、頑張ります!」と
意気込みを見せてくれました。

期待しておりますので、頑張ってくださいね!

本校実験室がTV番組のセットに!『ビーバップ!ハイヒール

漫才師のハイヒールさんがMCを務めるテレビ朝日系の教養バラエティ番組
ビーバップ!ハイヒール』をご存知でしょうか?
(公式HP→http://asahi.co.jp/be-bop/

ブラックマヨネーズさんやチュートリアルさん、たむらけんじさんも出演されている
関西の人気の深夜番組です。

事前にブログやtwitterFacebookなどでもお知らせしておりましたので、
ご覧頂いた方も多いと思いますが、昨日の放送の中で流れた再現VTRの冒頭のシーケンスで
流れたセットは、実は本校の実験室だったのです。

では、実験室がどのようにセットに変身したのか確認していきましょう!
まずは、実験室のネームプレートがこんな形に・・・

そして、実験室に入って左方向の実験台はこんな形に・・・

次にクリーンベンチが並んでいるこの角度は完全に背景の一部に・・・

さらにバイオ系機器が並んでいるこちらの箇所はある意味そのまま・・・

何気なくご覧頂いた方は分からなかったかもしれませんが、
本校の学生や卒業生は、おそらくどこの実験室かすぐに分かったでしょうね。

実際の撮影当日には立ち会わせて頂いたのですが、たった20分くらいのVTRを
作るのに、結局丸一日くらいかかっておられたので、本当に大変なお仕事だなぁと
思って拝見していました。

VTRに出演された役者さんは、この番組のVTRに度々出演されているそうで、
個人的に『ビーバップ!ハイヒール』の番組のファンである私は、折角なので、
撮影当日に役者さんたちと一緒に写真を撮って頂きました。

今後も実験室を利用させて頂きたいとディレクターさんにお願いされていますので、
またこうした機会があれば、皆さんにもご報告しますね。

※ちなみに、撮影や打合せの模様はコチラ↓でご覧いただけます。
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140728
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140801

by すくろーす