それぞれのチャレンジ

サッカー部のチャレンジ!

26日のブログでもご紹介しましたが、本日、サッカー部は第7回関西専門学校フットサル
大会に出場しました。

なかなか練習時間を取れない中での出場となりましたが、「まずは1勝!」を合言葉に
日頃の実験などを通して培ったコミュニケーション能力を武器に、試合に臨みました。


本校の学生たち(白いユニフォーム)が奮闘中です!

2試合を行いましたが、目標であった1勝は叶いませんでした。
他校は、この試合に向けて練習を重ねてきているため、1勝の壁は厚かったようです。
そのような中、奮闘した学生たちからは
『勝てなかったことは悔しいですが、チーム一丸となってプレーできたので、とても
楽しかったです。』
『試合を通して、声を掛け合うこと、相手の気持ちになって行動を考えること、周りを
見渡すことの大切さを改めて感じました。』
といったコメントがありました。

今回の試合で感じたことを、これからの学校生活にも活かして、さらにサッカー部の活動
も続けて、学生生活の楽しい思い出をたくさん作りましょう。

資格取得にチャレンジ!

本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の
化学分析コース」があります。週末を活用することで、平日の学科と
同様に2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業
責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に全員が
取得することができます。

このコースに在学する学生の入学目的は、例えば、技術職への就職や転職、
現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に
必要な国家資格の取得など多彩です。そして、多種多様な目的に対応するため、
1学年あたりの定員を20名として、少数精鋭で開講しています。


上でも述べましたように、化学分析コースに入学する学生の目的は様々ですが、多くの
学生が就職や転職を目指しているため、資格取得は多くの学生の共通の目的と言えます。

本校の学生が取得を目指す資格の1つに危険物取扱者があります。
危険物取扱者は、危険物の取り扱いや定期点検、保安の監督ができる資格で、一定数量
以上の危険物を貯蔵し、取り扱う化学工場などの施設には、この資格を持った人を置く
ことが義務付けられています。

この資格には甲種、乙種、丙種の3つのレベルがありますが、甲種の試験を受けるには、
乙種危険物取扱者の免状の交付を受けた後、2年以上の実務を経験している場合か、
もしくは大学等で化学に関する授業科目を15単位以上修得している場合などといった
受験資格を満たす必要があります。
化学分析コースでは、1年生の前期で化学に関する授業科目を15単位以上修得することが
できるため、1年生の後期には甲種を受験することができます。

また、資格試験は土曜日や日曜日に行われることが多いですが、受験しに行く時間は
「公欠」が認められるため、その間の授業は欠席扱いにはなりません。
そして、受験のために受けられなかった授業については、全ての授業で毎回配布される
授業シート(その授業で学ぶ項目と重要ポイントが載っているプリント)を使って、授業
内容を把握することができます。
このようなサポート体制があるので、安心して受験することができます。

本日は、この危険物取扱者の資格試験がありました。
1限目の授業を終え、甲種受験のため試験会場に向かう化学分析コース1年生のH君に
声を掛けると
『入学当初は、受験のために授業が受けられないことに不安を感じていましたが、授業
シートで授業内容を確認できることや、学生と教員の距離が近いので、分からないことが
あっても質問しやすいことが、この半年で分かったので、受験を決めました。この資格は
化学系の就職に役立つ資格なので、合格できるように頑張ってきます。』
と話してくれました。

さらに、乙種第4類(ガソリンなどを取り扱える資格です)の受験を終えて、学校に
来ていたE君が、受験のために受けられなかった授業の授業シートを受け取りに来たので、
話を聞くと、
『安全衛生の授業で習ったことが出題されたので驚くとともに、授業が試験勉強になって
いることを強く感じました。受験に向けて、授業のノートや配布プリントを中心に勉強
していて、本当に良かったです。結果を楽しみに待ちます。』
と答えてくれました。

本校では、授業そのものが、様々な資格の試験勉強にもなるようになっています。
これからも、授業をしっかり受けて、様々な資格の取得に励んできましょう。

by みなと