大学とは異なる本校の就職活動&TV番組のロケ再び

大学とは異なる本校の就職活動

今日は、特に大きなイベントや行事も無く、静かな一日でしたが、
1年生の担任と3年生の担任が教務室を出たり入ったりと、バタバタしている模様。
忙しそうだなぁとコミュニケーションスペースを覗いてみると、
有機テクノロジー学科のF君が担任のせんぱい先生に何かを渡している瞬間に遭遇。

聞けば、本校に届いた求人に応募したいということで、その応募用紙を提出
しているところでした。

すでに皆さんもご承知の通り、2016年3月卒業生の就職戦線は
これまでと大きく異なることが明らかとなっています。
具体的には、採用情報や説明会情報が前年度の12月に解禁とされているのが3月に、
採用選考開始は卒業年度の4月からであったのが8月となりました。
こうして、就職活動の開始が3ヶ月も遅くなり、
スケジュールが大幅に変わることが予想されるため、
2016年3月卒業生の就職活動は混乱が生じることが予想されます。

では、どうしてこんなスケジュールの変更が生じたのでしょうか?
そもそも企業の採用活動の見直しのきっかけとなったのは、
「大学生は学業を優先すべき」といった政府の要請でした。

早期に就職内定した者は学業に対するモチベーションが下がり、
また、内定できない者は長期の就職活動を強いられることで、
長きにわたり学業が疎かになるということがその理由ですが、
これに経団連が応えるかたちで就職活動時期の繰り下げが決定しました。

しかし、本校の教員はもちろん、学生はこの理由にピンときません。
本校では、早期に内定したからといって学業を疎かにする学生はいませんし、
もっというと、内定決定が長引いたとしても、その間、学業を疎かにする学生もいません。

本校で学ぶことすべてが自分の将来のためになるということが、
学生自身理解できているからこそ、疎かに出来ないのです。
その点は、大学と本校の大きな違いかもしれません。

しかも、本校の学生を採用いただいている求人企業様は、
そうした本校の校風および学生の気質を十分にご理解頂いているからこそ、
3月23日のブログでもご紹介した通り、
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20150323
すでに2016年3月卒業生に対する求人を頂けているという訳なのです。

話はF君の話題に戻りますが、奇しくも彼は本校入学前は大学への進学を目指していました。
しかし、社会で必要な分析技術が短期間で身に付けられるというということと、
もしも4年制大学に進学してしまうと、自由な時間が増え、遊びに走ったり、
就職活動をする頃には学んだことを忘れてしまうのではないかという思いがあり、
短期集中型にはぴったりな本校を選択したそうです。

彼が本日応募用紙を提出した企業は、医薬品メーカー。
毎年求人を頂き、多くの卒業生がお世話になっている企業でもあります。
少しでも多くの人の健康を守りたいと、入学前から医薬品業界に進むことが夢であったF君。
夢が叶うことを祈っています。


TV番組のロケ再び

漫才師のハイヒールさんがMCを務めるテレビ朝日系の教養バラエティ番組
ビーバップ!ハイヒール』をご存知でしょうか?
(公式HP→http://asahi.co.jp/be-bop/

番組内に流れるVTRのロケ地として、昨年の8月にも本校の実験室を提供させて頂いたのですが、
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140801
今回、再びそのお声がかかり、3月28日(土)にその撮影が入ることになりました。

企画内容はここではお伝えできませんが、放送日は4月23日(木)23:17〜24:17
ということです。
本校にお越し頂いたことのない方はもちろん、本校の学生および卒業生は、
自分たちが使っている実験室がTVに映るまたとない機会ですから、
深夜の時間帯ですが、是非ご覧ください。

byすくろーす