見て、聞いて、触れて学ぶ「企業見学会」

 
はじめまして!
今年度から日本分析化学専門学校の専任講師になりました「かえる」と申します。
以後、お見知りおきください。
本校の様子や化学の楽しさをしっかりとお伝えしたいと思っております。
よろしくお願いします!

将来の自分を見据える「企業見学会」

 
本日は「企業見学会」でした。 
この行事では、学生たちが様々な企業を訪問し、
自分たちが学んでいる分析化学の学問や技術がどのように活かされているのかを実際に見て、
分析化学者がどのように社会に貢献できるのかを知ることができます。

学生たちは実際に目に触れる事で
「自分もこんな事がしたい!」や「こんな事を学びたい!」など、
自分の将来像を描く切っ掛けになります。

初めて企業見学に行く1年生、慣れないスーツを着てドキドキしながら集合です。

まず、ぽてと先生が1年生を引率して見学させていただいたのは、JT生命誌研究館です。

専門的なことを分かりやすく説明して頂きました。
学生たちもメモをとりながら熱心に聴いていました。
生命に関していろいろ考えることができたのではないでしょうか。
また、実際に見ることが難しい事や現象も、
“分析化学の技術を駆使することで見ることができる”ということが分かりましたね。


ミジンコ先生が学生を引率して見学させていただいたのは、
京セラ(株)の京セラファインセラミック館です。
まず始めに事業概要やファインセラミックスについてご説明いただきました。
学生たちは商品開発にも分析化学の技術が使われていることを目の当たりにしました。
さらに、セラミックスの原材料や製品についての展示の見学でも驚きがいっぱいです!
業界を引っ張る独自の技術、凄く格好良かったですね。


もう一つのグループは、物凄くアーティスティックなゴミ処理場で知られる、
大阪市環境局舞洲工場です。
オーストリアの芸術家、フンデルト・ヴァッサ−氏がデザインを手掛けており、
海外からの見学者も多いとか。

ここでは、ゴミ処理のようすを見学できるだけでなく、
映像やパネルなどの展示を通じて、環境について楽しく学べました。
見学に参加した学生も「『環境にやさしいこと』や『リサイクル』に対し、
本当に様々な細かい工夫をされている事が分かりました。楽しく学べました。」と満足気でした。

1年生は、今後も企業見学会を予定しています。
次回までにはもっと分析化学の知識も身に付いていて、
分析化学者の活躍をより間近で感じることができると思います。
楽しみにしておいてくださいね。

大阪企業家ミュージアム

 
さて、その頃の2年生は、大阪企業家ミュージアムで企業創業者の理念について学んでいました。
大阪近辺の様々な業種の企業家の話を、とても熱心に聴いていました。

もしかしたら、将来この中からも企業創業者になる人も出てくるのでは?
とても楽しみです♪

最後になりましたが、企業見学会を受け入れてくださった企業の方、
誠に有難うございました。
学生たちにとって、良い刺激になったと思います。

by かえる