授業と実験から学ぶこと

授業と実験から学ぶこと

今日は有機テクノロジー学科2年生と医療からだ高度分析学科3年生の医薬・食品成分実験
を担当しました。
今日の実験内容は医薬品に含まれる成分の分析です。

実験中の学生に感想を聞くと、

医療からだ高度分析学科のKさんは
「2年生の時に授業で学んだ内容を今日の実験で実際に経験することができて良かったです。」
「授業で学ぶだけではなく、実際に実験することで前に学んだことをもっと理解することができました。」
と言っていました。

医療からだ高度分析学科の学生は2年次までは生命バイオ分析学科の専門的な内容を授業や実験で学び、
3年生になると有機テクノロジー学科の専門的な授業や実験を学びます。
また、4年生では1年間卒業研究を行いながら、特許申請に必要な知識を身に付けます。

大学生の場合は、2年生までは一般教養の勉強を行い、3年生から専門的な内容を学びますが、
本校の場合は入学してすぐに自分が学びたい専門知識の授業や実験があります。
そのため、4年間の学生生活で大学生よりも長い時間専門的な授業や実験を行うことができるので、
企業が求める分析化学者のスペシャリストになって卒業し、企業では即戦力として活躍することができます。

Kさんが言ったのは、2年次に学んだ医療・機能高分子の授業と本日の実験の内容がマッチしている内容についてでした。

このように本校では授業と実験で学ぶことがリンクしているため、
学生にとっても理解しやすいカリキュラムになっています。

もちろん、医療からだ高度分析学科の学生だけではなく、有機テクノロジー学科の学生も
実験を通して授業で学んだ内容を理解した一日でした。

先輩から学べること

明日は、本校の卒業生で組織される「分友会」の総会があります。

また、その後には、2年生以上の在校生と卒業生の交流会も予定されています。
在校生は、卒業生から就職活動の経験や社会人になるまでに準備すべきことの
アドバイスを聞くことができる機会でもあります。

明日の会場準備を2年生以上の学生が行い、明日を待つだけです。

卒業生のみなさん、明日は後輩にアドバイスしてあげてください。

by バッテン