2年生の背中を見て、1年後を想像!

化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生などが、土曜日・日曜日の時間を
有効に活用して、化学分析の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。

卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。
平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールによって、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。

今回は、昨日(4/9)と今日(4/10)に起こった出来事を紹介します。

入学式は4/8(金)でしたが、化学分析コース(平成29年度入学生からは
分析化学応用学科)の授業は先週から始まっています。
今週からは実験も始まりました。

1年生は「ガラス細工」と「天秤の使用方法」、「試薬の調製方法」
という実験の基礎の内容を行いましたが、楽しそうに実験を行っていました。


↑上の写真は学生たちが作ったガラス棒です。

実験終了後の1年生に感想を聞くと、
「今日行った実験は、初めてだったので上手くできませんでした。」
「ガラスを曲げる時に失敗したのを後悔しています。」
「実験はやっぱり楽しかったです。」
「来週からはもっと専門的な内容が学べるので、今から楽しみです。」
と言っていました。

さて、その頃、2年生はどうだったかと言うと「分析機器」を使った実験を
行っていました。1年生の実験は、技術修得が目的でしたので、
実験テキストに書いてある条件通りに操作をすれば、成功していました。

しかし、2年生になるとテキストに書いてある実験条件も、「なぜ?」
その条件なのかを考えるように、担当教員から指導されています。
さすが、2年生の実験内容です。

2年生がスムーズに実験をしている様子を見て、
1年生は一年後に同じようになれるよう努力しようと、
先輩の背中を見て決意したようでした。

一年間の差、これから縮めていきます。