分析機器を使いこなし、食品の分析をする2年生!

本校の学生は実験を中心に分析化学を学んでいます。
1年生の実験では、分析化学者になるための基礎を学び、
2年生では、それぞれの学科ごとの専門分野の実験を行っています。

今日は5階の実験室で生命バイオ分析学科の2年生が
『食品・化粧品分析化学実験』を行っていました。



↑ 実験の様子

食品・化粧品分析化学実験では、身近な食品に含まれる様々な成分の分析実験や
化粧品の成分の量を求める定量の実験を行っています。


↑ 機器を使いこなす2年生

上の写真の学生はお菓子に含まれているビタミンCの量を測定していました。

定量の実験は、実験ごとにいろいろな分析機器を使って行いますが、
みんなテキパキと機器を使いこなしています。
2年生は本校に入学して、
分析機器の扱いも含め、しっかりと分析をできるようになっています。


■6月は『正確性月間』です!!

本校では、下の写真のように校内にビジネス月間標語を掲げており、
本校の学生は、標語を意識して学校生活を送っています。

6月の月間標語は、『正確性月間』です。『正確性』は分析化学者にとって
実験する上でとても大切なことです。



↑ 生命バイオ分析学科2年のS君

上の写真の生命バイオ分析学科2年のS君は実験前に
天秤の周囲を清掃していました。

実験をする際は、『正確性』について常に意識しているようで、
次のように話してくれました。

「きれいに清掃された天秤で試料を秤量しなければ、
誤差の原因となるので、『正確』な実験データが出ません。
天秤の使用前後には必ず清掃しています。『正確』な実験が出来る
分析のプロを目指して『正確性』をしっかりと身につけたいです。」
と言っていました。

本校の学生は一人前の分析化学者を目指してビジネス月間標語を意識しながら
実験を通して技術を磨き、成長しているようです。

みんな、その調子で頑張って素晴らしい分析化学者になって欲しいです。
それでは、またお会いしましょう!

By Mac