行きたい企業に内定!

こんにちは。かもみーるです。

今日の大阪は昼から激しい雨が降っていました。
その中、嬉しい内定報告がありましたので、2つ報告します。

まずは、こちら。
同じ企業に2人が内定しました。
内定したのは、生命バイオ分析学科のS君(写真左側)とFさん(右側)です。

内定した企業は、食品工場などのいろいろな施設の衛生管理を請け負っておられます。
その中の分析職として採用されました。
例えば、食品の中に異物が混入していれば、それが何かを調べたり、
工場内の衛生状態を知るために、微生物検査などをしたりすることになります。

Sくんは、理系の大学を卒業してから本校に入学した学生です。
「技術職に就きたいと思っていました。
大学では学べなかった分析技術を本校で学び、
希望していた分析職として働けることになって嬉しいです。」
と、話していました。

また、Fさんは、高校を卒業後、進学先として本校を選び入学してきた学生です。
「内定を頂いた企業には、就職活動を始めたころから、
ここで働きたいと思っていました。嬉しいです。」
と、話していました。
実は、Fさん、本校に入学する切っ掛けになったのは、
Fさんが中学生の頃に本校で実施した実験会でした。
担任のぽてと先生は、その頃からFさんを見て、
入学する際の面談も行ったとのことで、
「中学生だったFさんは、
高校に進学してからも本校の見学に来ました。
そこでの面談では、大学進学も考えているとのことでしたので、
後悔しないように考えるんだよと少しのアドバイスをしたことも覚えています。
結果、本人がじっくりと考えて、最後に選んだのが本校でした。
好きな実験を通して分析技術を身に付け、
将来は技術職に就くという夢を持って入学してきました。
そして、私が担任になり、希望した分野に就職できた瞬間にも
立ち会えることができて本当に嬉しいです。」
とても喜んでおられました。

そして、続いてこちらも内定を頂いた
生命バイオ分析学科のTさん(写真左側)とAさん(写真中央)とFさん(写真右側)です。

内定した企業は、奈良県にある医薬品や健康食品を受託製造されている企業です。
実は、奈良には医薬品を製造している企業が多く、
本校にも毎年、奈良のいくつかの製薬会社から求人をいただき、
採用も頂いています。
今回は奈良にある野球場の名前にもなっている企業で、
いろいろな製薬メーカーから依頼を受けて、
高い技術力で製造されています。
今回3名の学生を品質管理職で採用頂きました。

Aさんは、高校を卒業後、
一度は違う分野を目指そうと大学にも進学しましたが、
分析という仕事が本当にやりたい仕事だと考え、
本校に進路を切り替えて入学してきた学生です。
地元が九州で、今回の地震では不安になることもありましたが、
内定の連絡を担任のアメフト先生から伝えられた時には、
「信じられません。嬉しいです!」
と、喜んでいました。

また、Tさんは、高校卒業後に、
最初から技術職を目指して本校に進路を決めて入学してきた学生です。
高校生のときは、積極性が弱かったと振り返り、
本校に入学してからは、自治会の役員になり、
他の課外活動にも取り組み、少しずつ自分を変えていこうと頑張っていました。
その結果、今回の内定の連絡を聞いたときには、
涙を浮かべながら喜んでいました。

教員として、このような瞬間に立ち会えることは
本当に嬉しいことです。
卒業するまでにしっかりと分析技術の基礎を身に付けて
それぞれの企業で活躍してほしいと思います。
みんな、おめでとー!

By かもみーる