先生と学生の距離が近い実験指導

6月25日(土)、26(日)、化学分析コース1・2年生は実験ガイダンスと実験を行いました。


↑定性分析実験のガイダンスを受講している1年生です。

化学分析コース(平成29年度入学生からは分析化学応用学科)は、
平日に通学できない社会人や大学生が、
土・日曜の時間を有効に活用して、化学分析の知識・技術を修得し、
平日の学科・コースと同様に2年間で卒業できるコースです。
卒業と同時に国家資格(毒劇物取扱者責任者・化粧品総括製造販売責任者
化粧品製造業責任技術者)も取得できます。

平日に登校する必要がありませんので、社会人が働きながら学ぶことができ、
大学生等はWスクールによって、平日に学んでいることとは異なる専門分野の
技能を修得することができます。

そのため、入学目的も学生によって、「転職や再就職を目指す人、
現職でのスキルアップやキャリアアップを志す人、経営する(または勤務先)
企業の事業拡大のために国家資格の取得を目的とする方、
就職活動への備えとする大学生等」様々です。

このような多様なニーズに対応するため、このコースは定員20名の少数精鋭で
開講しています。週末に集中して学ぶことができるコースのため、
週末のみ遠方から長距離通学をしている学生もいます。


実験のガイダンスを聞いた化学分析コース1年のNさんは、
「授業で学んだ内容を実際に実験することで、理解を深めることができる。」
「実験は先生が一人一人に丁寧に教えてくれるところに満足しています。」
と言っていました。


Nさんは、現在企業で勤められていますが、ご自分の分析技術の向上を目指して
今年4月に入学しました。

また、同じく1年生のUさんは、
「少人数制なので、実験で分からないことを先生に細かく聞くことができます。」
「本校を卒業すると同時に取得できる化粧品に関する資格を使って、
将来は自分で化粧品を売り出したいです。」
と言っていました。


化学分析コースは、土・日のみの通学のため、平日は働くことができます。
また、平日は家や図書館で資格の勉強をして、その資格を生かす仕事に
必要な分析スキルを土・日に本校で学ぶこともできます。

人数の多い中で質問をすることができない人も、人数の少ない中であれば積極的に質問できます。
自分のペースで分析化学の知識と技術を身につけることができるのが、化学分析コースです。


by バッテン