平成28年度 大阪府高等学校進路指導研究会 第一回実業部会

今日は『平成28年大阪府高等学校進路指導研究会 第一回実業部会』
が本校で行われ、20名の先生にご来校頂きました。

実業部会というのは、工科高校、商業高校、農業高校、園芸高校など
実業に関わる学科のある高校の進路指導の先生方で構成されています。
本校でも、分析化学者としての実務を経験させ、
その技術を身に付けるために日々教育指導を行っていることから、
今回、本校を今年度第1回目の会場としてご指名頂き、なおかつ、
本校の教育活動や進路指導について講演をご依頼頂きました。
高校の先生方も日々様々な取り組みをされておりますので、
参考になることがあるかどうか不安はありましたが、
何かのご参考になればということで、僭越ながらお引き受けしました。

まずは、本校の特徴をはじめ、本校独自の教育指導や進路指導で
工夫していることをお話いたしました。
 

また、今回は、化学ご担当の先生は数名でありましたので、
折角本校に来てくださったということで、
化学の楽しさを味わっていただくために簡単な実験を行いました。
色がパッと変わるその瞬間は、先生方も大変驚かれた様子で、
講義だけでは味わえない「化学変化」を学生たちは日々体験しながら、
分析化学者に必要な技術を磨いているのだというご説明をさせて頂きました。

次に、学生がどのような形で実習に取り組んでいるのかということを
実際にご覧いただくために、実験棟にご案内し、実験指導の様子も
ご覧いただきました。
また、今回お越しいただいた高校を卒業した学生も同席してくれ、
卒業後の学生の姿も実際にご覧いただくことが出来ました。
 
  

最後に、先生方からいただいたアンケートで、
ブログでのご紹介を許可頂いた先生のご意見を掲載させていただきます。

「職業教育で大切な『社会人』としての心構えなどを踏まえて
 学生への日々の取り組ませ方、指導者として求められているものなど、
 個々の学生に対するきめ細やかな指導体制など、事例も含めながら
 分かりやすく説明され、参考になることが多かったと思います。
 また、挨拶、身だしなみ、清掃など、基本的なことが身に付いている
 ように思いました。実習態度も良く、見ていて気持ち良かった。」
             (大阪府立今宮工科高等学校 中原秀夫先生)

「2年間という中で、講師陣が非常に熱心に指導されている様子を聞き、
 高い実績について納得した。
 高価な機器をそろえておられ、即戦力を身に付けさせようと
 考えておられる。
 大学に失敗した学生や関心のある生徒が多く進学させてもらっています。
 この4月にお世話になっている生徒は、高校教員から見て
 大学を希望してくれないかと思った生徒ですが、御校の実績を信じて
 入学時から固く志望していた生徒です。よろしくお願いします。」
                (大阪府立農芸高等学校 仲田先生)

「授業シートの取り組みに感銘を受けました。
 また、学生が自主的に実験に取り組む姿が非常に印象に残りました。」
            (大阪府立城東工科高等学校 藤原清隆先生)

「まじめに教育活動に取り組んでおられることに感銘を受けました。
 また、学生が熱心に学業に取り組んでいる様子や、挨拶がしっかり
 出来ていることが印象的でした。当たり前のことですが、
 徹底することの大切さが分かりました。」
              (大阪府立能勢高等学校 望月浩平先生)


ここにご紹介させていただいてない先生方からも同様のご感想を頂戴し、
本校のことや学生について十分ご理解いただけたことや、
少しでも先生方のご参考になったようで、私たちとしてはホッとしました。
今回、こうした機会を頂戴した大阪府高等学校進路指導研究会 実業部会の
先生方には、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

また、このブログをご覧いただいております先生方の中で、
本校を会場としてご利用されたい先生方がおられましたら、
お気軽にご連絡いただければ幸いです。

byすくろーす