実験で身に付く技術、目指せスキルアップ!

本日のブログは、入学してから約半年を迎えた1年生の
実験の様子をご紹介します!

本校は、実験を中心にカリキュラムが組まれていますので、
1年生1週間に2つの実験を行っています。
本日の実験室では、生命バイオ分析学科の1年生が
「機器分析化学実験」を行っていました。


写真は、測定に使う試薬を調整している様子です。

機器分析化学実験では、溶液中に含まれる金属の量を
分析できる原子吸光光度計や、お酒や香水といった気体に
なりやすい試料を分析できるガスクロマトグラフなどの機器を
扱って実験を進めていきます。
これらの機器は、食品や環境、化粧品、金属材料などの分析を
行う仕事でよく使われています。


上の写真は原子吸光光度計を前に、実験している様子です。


どんな結果が出るのか、前のめりで画面を見つめていますね。
自分たちが実験でどのような結果を出したのか、全ての結果が
ここに集結しているので、緊張感とワクワク感でいっぱいです。

本校の実験は少人数のグループで、協力しながら行っていくため、
実験スキルだけでなく、お互いのコミュニケーション力も高まります!
このように、新しい分析機器に触れ、お互い協力して行う実験を通じて
社会に出るために必要なスキルを身に付けていっています。
学生たちは新しい機器を使う事ができて嬉しい様子でした。

入学当初は、フラスコを触ったこともなかった学生もいる中、
しっかりと基礎から学ぶことができる上に、実験の時間が多い
本校だからこそ、わずか半年で分析機器を扱えるようになるまで
成長できるのです。

1年生命バイオ分析学科のKさんは、
「体験入学で初めて見た機器を、自分が扱えるようになっているので、
成長した!と実感しています。
これから、新しい機器を扱えるようになるのが楽しみです」
と、何とも頼もしい言葉をくれました。

実験を通して多くの事を吸収していき、分析化学者を目指して、
一歩ずつ着実にスキルアップしていって欲しいです。

By ぷぷ