最後の授業 〜 私の見る光景 〜

平日に通学する学科にとって、今日が平成28年度の授業終了日です。

とはいえ、今春に卒業を控えた学生は、卒業研究論文の作成・提出や、
2月4日(土)に実施の卒業研究発表会に向け、明日以降も学生たちは
登校してきます。

私あずみは、資源分析化学科2年生の授業を主に担当していますが、
このクラスにとって、最後となる授業の担当が私でした。

授業が始まる直前の様子です。黒板を背にして、前から見る教室での
光景ですが・・・。いつもと何かが違うような・・・。

えっ誰?

最後の授業なので、授業担当の私をビックリさせようとしたようです。
このクラスの授業では、雑談も含めて色々な話をしました。その中で、
紹介した落語の演目の一つが、この仮装に発展したようです。最後の
授業は楽しい雰囲気で時間が過ぎていきました。

授業や実験では、「教える側」・「教わる側」と立場は異なりますが、
私あずみも本校の卒業生ですので、この後輩たちとの2年間を色々と
回想する一日となりました。

このクラスの学生であるH君の感想です。

 『ふり返ってみるとあっという間の2年間でした。授業・実験を
  通して学んだことは色々ありますが、春からの仕事で活かして
  いきたいと思います。』

H君は卒業後、様々な工業製品等の基礎となる無機化学薬品をつくる
企業に就職することが決まっていますが、彼はもちろん、卒業して
いく学生全員の活躍を今から期待しています。

卒業研究論文及び卒業研究発表会など、本校での2年間を締めくくる
課題がありますので、今はその課題に全力で取り組んでくださいね!

by あずみ