報道ランナー・兵動大樹の今昔さんぽ!

先日、お昼を迎えたころ、
学校の前が何かにぎやかだなーと思っていると、
テレビカメラをもってロケ撮影をされている方々が
本校の受付に!

来られたのは、関西テレビ(フジテレビ系列)で
夕方に放送されているニュース番組
「報道ランナー」の方々でした。

受付の職員も、突然の来校に驚いていました(笑)
いろいろと聞きたいことがあるとのことで、
私、ぽてとが話を聞きに受付まで行くと、
そこには、よしもとの芸人さんで、
漫才コンビ矢野・兵動兵動大樹さんが!

(奥で帽子をかぶっておられるのが兵動さんです。)

番組の中で毎週金曜日の17時台に放送している
兵動大樹の今昔さんぽ」というコーナーがあり、
その撮影とのことでした。

この時の詳細は、まだ「ひみつ」ということで、
ここでお伝えできないのが残念ですが、
本校のある天満橋付近を散歩されていて、
「何かおもしろそうな学校がある」と、
興味も持たれて立ち寄られたようでした。

10分ほどのコーナーで
どれくらい本校が取り上げられているのかは
私たちも見てのお楽しみという状態です。

放送は、
5月26日(金)で、
16時47分から始まる「報道ランナー」の
17時台に流れる予定としか分かりません。

お時間が合えば、是非、ご覧ください。
その時間、私たち教員は学生の質問を受けていることの多い
時間帯ですが、その時間だけスマートフォン
学生と一緒に見て、どのように映っているのか、
楽しもうと思っています(笑)

By ぽてと

土日学科1年生、本格的な化学分析に初挑戦!!

本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業
責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に全員が取得すること
ができる「分析化学応用学科」があります。

この学科では、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な
入学目的を持った学生が学んでいます。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、分析化学応用学科は、
1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。


本日、土日学科1年生は基礎化学実験を行い、「滴定」という化学分析方法に初挑戦
しました。
滴定は化学反応を利用する分析手法で、操作はシンプルですが、標準溶液(試料中の
目的成分の濃度を決定するための基準となる溶液)と指示薬(化学反応の終結点を
確認するための試薬)の組み合わせで様々なバリエーションがあります。
今回は試料溶液の酸性度を測る実験(中和滴定)を行いましたが、これ以外にも、
溶液中の金属の濃度、食用油の劣化度合い、環境水の汚れ具合など様々なものが測れます。

また、1年生の初めに行う基礎化学実験では化学分析の基本的な操作方法を学ぶことは
もちろんですが、化学分析を身近に感じてもらうことも目的の1つなので、身近なものを
試料として用いています。
5月13日のブログで紹介した実験では、本校の目の前にある大川の水を使いました。
今回は多くのご家庭の台所にある「お酢」を試料として用いました。


家から持ってきたお酢を量り取って、希釈する操作をしています。
きちんと一定量を量るために用いる体積計と呼ばれるガラス器具を本格的に使うのも
初めてなので、慎重に操作しています。

試料溶液や標準溶液の調製が終われば、いよいよ滴定操作です。

非常勤講師のM先生が、滴定操作の仕方を実演中です。
初めて行う操作なので、学生たちもM先生の周りに集まってきて、真剣に見ています。

このように、実験で初めて行う操作は必ず教員が実演して、正しい操作方法やコツなど
を説明しますので、高校や大学で実験経験のない方や、高校や大学以来実験をする機会
がなかった方でも安心です。
さらに、教員の実演を間近でじっくりと見ることができるのは、少人数制の土日学科の
魅力です。


実演を見た後は、各自が滴定操作に挑戦しました。
試料溶液の色変化を見守りつつ、実験操作を行うことに、始めのうちは戸惑っていた
学生たちも少しずつ慣れて、操作が上達していきます。


何度か繰り返すうちに、同じ色合い(今回の実験では薄くピンク色がついた時点が終結
です)で操作を終えることができるようになりました。

実験終了後に学生に話しを聞くと
『身近な調味料を測定して楽しかったですし、実験結果も製品の表示値に近い値が出た
ので、とても達成感がありました。また、授業や実験で学ぶ知識や技術の関連性が見えて
きて、理解が深まりつつあるので、毎週末、授業や実験を受けるのが楽しみです。』
とコメントしてくれました。

基本の知識と技術を着実に覚えていくことで、様々なものが測れるようになります。
どんなものでも測ることができるマルチな分析化学者を目指して、今はしっかり基本を
修得していきましょう。

by みなと

メキメキと実力が付いています!

こんにちは!ミジンコです。
すっかり夏の気配さえ感じる季節になりました。
今日は、資源分析化学科2年生の「環境分析化学実験」の模様を
ご紹介します。

本校では、1年次に分析化学について基本的な知識や実験技術を学び、
2年次から学科毎に専門的な授業・実験が始まります。
環境分析化学実験」では、水や土壌、大気など、環境試料の
分析方法について学ぶ実験です。
資源分析化学科では、環境以外にも、金属や様々な材料についても
学ぶことができます。

今日は、いくつかあるテーマの中から学校の前を流れる
「大川」の水質を調査する実験を紹介します!

今回は、BOD(生物化学的酸素要求量)と呼ばれる
微生物が分解することができる有機物の指標や、
河川水の中に含まれる浮遊物質やクロロフィル量を調べます。
これらは、実際に大阪府や国が主導となって作成している
「環境白書」という統計データにも出てくる分析項目です。

中には、環境分析に関わる仕事に就きたいと思っている学生もおり、
カメラを下げると、真剣な表情で実験に取り組んでいました。
2年生の専門科目が始まってからというもの、メキメキと実力を
付けています!頼もしい限りですね!

「実験が楽しい!」と口々に話してくれるのも、本校の学生らしい。
楽しさが学びに繋がる、良い循環が起こっています。
この他の実験の模様も、このブログでご紹介できればと思います。

by ミジンコ

ビーバップ!ハイヒール!!

突然ですが、この写真。
本校の実験室の様子です。
大きなカメラで撮影する先には、白衣を着た男性が!

実は、あるテレビ番組の撮影に来られていた様子です。
その番組とは、テレビ朝日系列(朝日放送)で毎週木曜日の深夜に放送されている
ビーバップ!ハイヒール』という知識教養バラエティ番組です。

番組内では世の中であまり知られていないことを
分かりやすく解説するための再現VTRが放送されます。

今日は、その再現VTRのロケ現場として、
本校の実験室を使用したいと、撮影に来られましたので
その様子をお伝えします。

実験室には撮影機材が運び込まれ、
スタッフの方々は手際良く準備を進めておられました。


中には写真のようなちょっと気になる小道具もありましたww

今回の放送では、「理化学研究所」の特集をされるとのことで、
研究している様子を撮影されていました。

実験室内で様々なシチュエーションやアングルを変えての撮影が
行われました。



実は、この番組の撮影現場としてご協力させて頂くのは4度目でした。
以前は家電メーカーの商品開発や
アメリカの研究者の研究、イグ・ノーベル賞など様々なテーマの再現VTRに
本校の実験室は登場しています。

今回の放送は、

【6月15日(木)】23時17分からの予定です!

本校の実験室で撮影されたシーンが登場します。
在校生は、「いつもの実験室だ!」と別の視点で楽しめるでしょうね。
卒業生のみなさんが見ると、
「懐かしい〜!」と感じる風景が映っているのではないでしょうか!
お楽しみに♪

本校はこれまでにも番組の取材協力をしています。
以下のリンクをご覧ください。
テレビ大阪『かがくdeムチャミタス!』
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20161107
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130716/1374012333
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20120122
朝日放送ビーバップ!ハイヒール
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20130329/1364595588
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140801
 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20170316
読売テレビす・またん!』
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20140606
★CATV番組『チカラコブ』
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20120217
日本テレビ世界一受けたい授業
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20111114

by かもみーる

図書委員会始動!資料室の図書整理

本校の学生は、授業や実験に取り組む傍ら、自主的に様々な
課外活動に取り組んでいます。
 課外活動には、野球、テニス、サッカー、バスケなどの
スポーツ系のクラブや、英語部、図書委員会、環境委員会、
広報委員会、選挙委員会、スポーツ大会実行委員会、学園祭
実行委員会など様々あります。本日は、その内の一つである
図書委員会の活動の様子を紹介します。

 本校には、調べ物や自習が出来る資料室があり、パソコンや
図書、書籍などを設置しています。それらの本の整理整頓や
パソコンの管理などを行い、学生が利用しやすい環境になるように
維持管理しているのが図書委員です。

 資料室を覗いてみると、図書委員が本の整理をしていました。

 この日のリーダーを務めていた有機テクノロジー学科2年の
T君(右から2人目)に話を聞いてみると、
「今年は、一年生が沢山入って去年よりもさらに人が増えたので、
 委員会全体で協力して、本の整理整頓などを今まで以上に
 しっかりと行い、皆が快適に資料室を利用できるようにして
 いきたいです」
と、委員会活動に対する熱い意気込みを語ってくれました。

みんなが気持ちよく利用するために、
このようにコツコツと活動を続けているのですね。

図書委員会のこれからの活躍、期待しています。
 
by テノール

現場の仕事(技術)を学ぶ〜事業所見学会〜

本日は「事業所見学会」でした。 
事業所見学会は年に数回実施しており、
学生たちが様々な企業を訪問し、
自分たちが学んでいる分析化学の学問や技術が
どのように活かされているのかを実際に見て、
分析化学者がどのように社会に貢献できるのかを知ることができます。


初めて事業所見学に行く1年生、慣れないスーツを着て
ちょっと緊張した様子でした。

まずこちらのグループが見学させていただいたのは、
JT生命誌研究館です。
ここではDNAや細胞のなどの展示から自然・生命・人間に
ついて考えることができます。




バイオテクノロジー分野や、再生医療分野などでも
分析化学の技術が活かされています。

こちらは京セラ株式会社の京セラファインセラミック館です。
セラミックの歴史や基礎知識、製造法などを学ぶことができます。



学生たちは商品開発にも分析化学の技術が使われていることを
目の当たりにしました。

こちらのグループは大阪市環境局舞洲工場です。
とてもアーティスティックなゴミ処理場で、
オーストリアの芸術家、フンデルトヴァッサ−氏が
デザインを手掛けています。


「技術、エコロジーと芸術の調和」をコンセプトに建てられました。
このことから、建築分野や芸術分野の方も見学に来られるそうです。



ここでは大阪市や隣接する八尾市、松原市の廃棄物を処理しています。

ここはアサヒビール株式会社吹田工場です。
こちらではビールの発酵・醸造工程などを
学ぶことができます。



学生たちから、

「とても楽しかった。」
「このようなところで働いてみたいと思いました。」
「分析の技術が色々なところで役に立っていることが
 よくわかりました。」

と感想を聞くことができました!

そして2年生は、大阪企業家ミュージアムで企業創業者の
理念について学んでいました。

大阪近辺の様々な業種の企業家の話を、とても熱心に聴いていました。

「就職活動を行っているので、
 この経験はとても参考になりました。」

と、学生たちから話を聞けました。

もしかしたら、将来この中からも企業創業者になる人も
出てくるかもしれませんね!

今後も事業所見学会は行われます。
次はどんな企業に見学に行けるか楽しみですね!

最後になりましたが、見学を受け入れてくださった企業の方々、
誠に有難うございました。

by アメフト

色とりどりの実験と医薬品に込める夢

写真は、2年生の実験の様子です。


上の写真中央に写るのは、2年 有機テクノジー学科のY君です。
今日の有機テクノロジー学科の実験は、医薬品に関する実験でした。

Y君が、実験の感想を語ってくれました。

「高校時代、医薬品が化学合成によって作られていることを知り、
将来は医薬品関係に携わる仕事に就きたいと思い、
本校に入学しました。
なので、こうやって医薬品に関わる実験ができてとても楽しいです。
そして、1年次に学んだことの復習もでき、
ためになることが沢山あります。
医薬品を取り扱う企業への内定を目指して頑張ります」

医薬品分野に就職するというY君の夢が叶う日も、
近いと思います。

byせんぱい