先輩のエールに応えて。

今日も嬉しいニュースが入りました。
有機テクノロジー学科のN君が受験していた薬品メーカーのO社から内定を
頂いたのです。N君は就職活動を頑張っている学生ではありましたが、なか
なか結果に結びつかず、一時期はこのままでいいのか悩んでしまった時期も
あったそうです。
でも、担任でもあり就職指導担当でもある青ひげ先生の指導を受け、モチ
ベーションを取り戻して就職活動を続け今日の日に至りました。
「途中で気持ちが折れそうになったこともあったけど、先生の指導も
いただいて最後まで頑張ってよかったです」とのことでした。

先日、その会社に勤める先輩のU君が後輩にぜひうちの会社で頑張って欲しい、
とエールを送りに来てくれたことも、彼が最後にもう一がんばりする原動力に
なったと思います。
U君、来年4月からはN君をどんどん鍛えてやって下さいね。
(U君が訪問してくれた日のブログはこちら)
U君自身は入社後様々な資格にチャレンジして頑張っているそうですから
N君も先輩に追いつき、追い越せるよう頑張って下さい。

勉強だけでなく就職も!

3限目に行われた特別基礎質問講座では、授業の復習や実験レポートのデータ
整理に来る学生以外に、求人票を興味深く見ている学生達がいました。資源
分析化学科1年のF君と有機テクノロジー学科のN君でした。

F君は高校卒業後現役で入学してきましたが、N君は入学までに期間が空いて
おり少し年上です。その分、就職活動にハンデがあるのではないかと思い、
熱心に企業研究を行っています。
不安はあると思いますが大丈夫。今年も学校求人で36歳の2年生が就職して
います。年齢を問わず、みんなの持った技術を必要としている企業があるの
です。N君は「年齢が高い分、周りの学生と同じ学力だけでなく、リーダー
シップを持つなど1つ上の人間性が必要とされるんですね」とこれから自分が
身に付けるべき事も理解しているようです。この1年、委員会活動や分化祭
などで徐々にその力を身に付けているはずです。これからの就職活動で、
ぜひその力を発揮してくださいね。

いつもと違う実験室

夕方に実験室を訪れると、学生達が熱心に乳鉢でなにかを磨り潰していました。
よくFT−IRの実験で見かける光景なのですが、よく見るとなにか違います。
氷砂糖を磨り潰しているのです。話しを聞いてみると、今日の卒業研究の実験は
片付いたので、明日本校で行われる実験会の準備の手伝いをしてくれていたの
でした。

また別の場所では1年生が一生懸命るつぼを焼いています。「こんな時間まで
まだ実験が終わってないの」と聞くとこちらも片付けに入っているとのこと
でした。

M君に聞くと「実験中にるつぼについたススをバーナーで焼いてきれいにして
いるんです」とのことでした。今日で定量分析実験の実験操作は今日で終わり
です。まだ実技試験やレポート日は残っていますけど、後期半年間使用した
器具類は次年度に向けてきれいに片付けておかなくてはなりません。
きちんと整理してくれた1年生達、ご苦労様でした。


by ドラ一郎