有終の美 ☆彡

日本分析化学専門学校 学生 実験

今日は1年生 生命バイオ学科の定量分析実験の担当でした。私は、溶液中の鉄分を酸化鉄(鉄さび)にして測定する重量分析実験を担当しているのですが、この実験は、とにかく鉄を完全に酸化鉄にしてしまわないと正確な値が出ません。
『強熱→冷却→重量測定』を繰り返し、ほぼ一定の重量(恒量)が求められれば、完全な酸化鉄になっているということなのですが、その前に、まず鉄を入れている容器(るつぼ)も恒量にしなければいけません。
るつぼ自体がなかなか恒量にならない Yクン、Oサン、Hサン、Sクン の班は、どんどん実験が終わっていく他の班を見て、とても焦っていたと思うのですが、みんな諦めず、最後の最後まで望みを捨てずに頑張りました。その結果、なんときちんと制限時間までに終了し、しかもこれまでの班の中でもっとも誤差の少ない正確な値を出すことに成功しました!(^^)   ※写真はその班員の喜びの瞬間です!
彼らは、実験技術もさることながら、最後まで諦めず頑張り通すことの大切さを学んだと思います。
さて、今日で一通り実験が終了しましたので、来週のレポート日を終え、冬休みが開ければ、早速実技試験です。実技試験では、どんな試験問題が出されるかを事前に発表しますので、しっかりと対策を立てて今まで実験で学んだテクニックを駆使し、これも最後まで諦めず、頑張って欲しいと思います。   byすくろーす