文部科学省後援 ビジネス能力検定試験

モデル生物の培養

今日は、文部科学省が後援する公的資格のひとつである「ビジネス能力検定」試験が本校の新館で行われました。毎年7月と12月に行われるのですが、本校は本試験会場を委託されており、在学生はもとより毎回多数の方が受検に来られています。合否結果がでるのは約2ヶ月後になりますが、合否結果を楽しみに待ちたいと思います。

今日は化学分析コース2年生の「機器分析実験」を担当しました。今回は高速液体クロマトグラフHPLC)やフーリエ変換赤外吸光計(FT−IR)、分光蛍光光度計を用いた分析法についてガイダンスを行いました。化学分析コースは土日のみで開講しているため、企業で実際に各種分析、試験を行っている学生も多数在籍しております。彼らにとっても、各種分析法を系統立てて、集中して学ぶのは本校の授業・実験が初めてとなります。この機器分析実験も終盤戦を迎えており、頑張って欲しいなと思います。本校には様々な分析機器が並んでいますが、全ての機器を取り扱える様になるのが本校学生の特長です。

ガイダンス終了後は、昨日トトロせんせが書かれているように、「卒業研究」で取り組む実験のPFDの提出がありました。写真は植物プランクトンを培養しているところです。昨年の卒業研究で、モデル生物によって毒物の有害性が軽減されないか検討しました。今年度も引き続いて研究しようとするグループもあります。先輩からのバトンとも言えますが、次の走者に引き継げるように、学生と一緒に精一杯取り組んで参ります!


by 英国チャレンジャー号