補講をチャンスに

本校では、各科目の総合成績が５０点に満たないものにたいして、補講が実施されます。ここでは、不足している学力の向上を目指すと共に、その科目に対する学生の向学心等姿勢を評価します。前期が終了した時点で、十数名の学生が補講を受講することとなり、今日はそのガイダンスがありました。私の担当する科目の補講対象者には、補講は言ってみれば敗者復活の場であり明日から始まる補講を受講することで後期は同じ事を繰り返さないよう話をしたところ、補講を受講することを前向きに捉え、ここから自分が変わるチャンスである、と捉えている学生も多くいるようでした。
科目によっては、補講を受講する当日までに行う課題が課されているものもありますが、教員はいつでも質問があれば受け付けています。学生のためを思って妥協を許さない姿勢は取っていますが、せんせだって久しぶりに学生の顔を見、質問に来てくれるのを皆心待ちにしています。

今日は他にも卒業研究の打ち合わせのためや、就職活動の報告をするために多くの学生が登校していました。写真は皆さんもおなじみのヨーグルトですが、私の担当する卒業研究の重要なキー。「ヨーグルトをつかって農薬を作ることで、植物の病気を防ぐだけではなく、その作物を食べると胃腸の調子も整っちゃう！？そんな自然にも身体にもやさしい農薬作り」を目指した研究です。今日も熱心に研究計画を立てており、９月からの研究開始が大変楽しみです。

ｂｙ　アビー