専門学校の良さ!私たちの自負!

私たちのデスク

今日から後期の中間試験が始まりました。学生の欠席者は一人もなく、しっかりと体調を整え試験に臨んでいるのでしょう。
試験が始まると、授業が無く私たちは暇になるかというと、そういう訳にはいきません。普段は授業・実験で全員が席にいる時間が少ないのですが、試験期間中はいつもより早く学生が下校しますので、全員が席につく時間が長い。ということは、色んな打合せの時間が取れるのです。
今日は、少し前から始めている、次年度の授業・実験内容やカリキュラム全体のことについて、色々と議論をしました。時代の移り変わりは早く、特に技術の世界は日進月歩。今よりももっと教えるべきものはないか、目的と授業名が理解されやすいかなど、さまざまな観点から見直しを図っています。こうして、学生にとって何が一番ベストなのかを、時代のニーズに合わせ素早く対応ができること、また、先生たちが全員で一つのテーブルに着き、率直に意見交換ができることなどは、大学にはない専門学校の良さと位置づけることができるでしょう。
もう一つ新鮮な話題。約3年前に発行した「知っておきたい化学の豆知識」。現在では4刷まで出版され、息が長く売れ続けていますが、このたび新たな書籍の執筆を開始しました。タイトルはまだ仮ですが、「今さら聞けない科学の基礎知識」。新聞やニュースで科学の情報があっても理解が難しい、でも今さら人に聞けないし・・・という経験はないですか?科学的な知識が不足していて、高額な商品を売れ付けられた・・・なんて報道もありましたね。そういったことに対応するための基本的な知識をつけていただこう!というのが発行の主旨です。今から先生たちが手分けして執筆、なんとイラストまで本校の先生が担当!来年の春には発行したいと考えています。こうしたことができるのも、一つのことに先生同士が力を合わせるという、本校の教育方法が根底にあるからこそと自負しています。
学生指導の合間にも、教育の向上や化学(科学)の普及に先生たちも頑張っています!
by かりめろ