本校で体験して、感動してください

固形燃料を作ろう

今日は金曜日。金曜日は二年生は卒業研究の日であり、皆生き生きと実験に取り組んでいます。そろそろ研究も佳境に入っており、社会に巣立つ日を目前にして今では立派な分析化学者の貫禄がつき始めています。

入学当初、「実験は不器用だからうまくできっこない。しかも化学とか理系科目は大嫌い!」なんて言っていた学生もいまでは、「実験が楽しい」→「化学・バイオっておもしろい!」と気持ちが変わっています。本校のカリキュラムは、黒板に向かって授業をするいわゆる講義と、それを実験で体感し、体に覚えさせる実験を交互に行うことでより深い理解と体に染みついたら一生物の実験技術を習得します。実験を通して、物質が変化する様子を実際に目で見ることで、また、生物の興味深い挙動を追うことで、学生たちは分析化学者として必要な知識・技術を身につけるだけではなく、身の回りに存在するあらゆる科学に興味を持つようになってくるのです。

先日実施された国際的な学力テストの結果によると、日本の子どもは理数離れが進んでおり、その要因の一つとして日本の授業体系は実験・観察などの時間が少ないために、これらの科目を学ぶ楽しさを見いだせないことが挙げられるのだそうです。これらの科目を楽しい、と思う入り口が実験で体感し、感動することであることは本校の学生を見ても明らかであり、この現状は残念なことです。

本校の体験入学では、本校のご説明も致しますが、実際に簡単でおもしろい実験をご用意しています。これを通して化学に興味を持っていただきたいと思っています。自分にも化学のおもしろみを感じられるかしら・・と少しでも思った方はぜひ本校の体験入学にご参加いただき、実験にチャレンジしてみませんか?

byアビー