♪そばにいるね★ここにいるよ♪

bunseki2008-04-15

皆さんこんにちは!すくろーすです。新年度に入って、初のせんせの日記ですが、今年度もよろしくお願いします!
さて、昨日のあでりぃ先生の日記にもあるように、平日コースの学生は昨日から授業・実験が始まりました。今日は私の担当する授業や実験はありませんでしたが、生命バイオ分析学科2年生のバイオ化学実験の準備のために実験室に行った時に、ちょうど有機テクノロジー学科2年生の学生が実験を行っていましたので、バッテン先生に許可を得てパチリと撮影させていただきました。私がお邪魔した時には「エバポレーター」という装置(ちなみに我々は「エバポ」と略して呼んでいます。)についての取り扱い方や注意点などを詳しく解説しておられ、聞いている学生の眼差しには知識欲に満ち溢れた熱いものを感じ取ることができました。実験の内容については、またこの日記で紹介があると思いますので、お楽しみに!

さて、私はというと、今日は資料室当番の日でした。「なんじゃそら?」と思われる方も多いかもしれませんが、本校では、昼休みに必ず専任講師が交替で資料室に常駐することになっています。資料室に常駐するのは別に事務職員の方でも構わないのですが、実はここに本校の「ミソ」があるのです。たとえば資料室で調べ物をしていたとしましょう。ふとした疑問が湧いたとき・・・・、その1「すぐに講師室へ質問に行こうっと。」、その2「質問したいけど面倒くさいから後でいいや。」、その3「質問しに行くほどのことでもないかぁ。」。さてあなたはどのタイプですか・・・?
先生に聞くためにすぐに講師室へ質問に行く人はかなり少ないのではないかと思います。でも、実際にはそうしたほうが、一番印象に残り、すぐに身に付きます。先生が「そばにいる」ことで、全員が瞬く間に疑問を力に変えることができる!つまり疑問が湧いときがチャンスなのです。そして私達講師もまた、学生とのコミュニケーションが気軽にできるので、資料室当番は実は密かな楽しみなのです。

前置きが長くなりましたが、その当番中に生命バイオ分析学科1年のI君から質問が。その質問は一風変わっていて、「先生!姉ちゃんの卒業論文ってどこにあるんですか?」というもの。感の良い方はお気づきかもしれませんが、実は彼は昨年3月に資源分析化学科を卒業したIさんの弟で、お姉さんの勧めもあって本校に入学してきたのです。自分の弟に勧めるくらいですから、Iさんは本校のことを本当に愛してくれているんだなぁと思います。さて、早速お姉さんの卒論を手に取った弟君、ひとしきり論文をまじまじと見ていましたが、しばらくすると同じクラスの友達3〜4人と一緒に、来週から行われる実験の予習について質問してきました。聞くと、放課後も予習を頑張る!とのこと。お姉さんの卒論で火がついたかのな?

まだ資料室に来たことのない学生諸君もぜひ一度資料室に来てください。明日も学生からの「先生質問!」という言葉を楽しみに先生方が待っています。♪そばにいるね、ここにいるよ♪と思いながら・・・。

byすくろーす