実験は、コミュニケーション力をアップ

出番を待つ化学実験試薬

今日で4月も終わりです。

1年生は、先週一泊オリエンテーションがあり、そろそろ初めの緊張が解け友達が出来るころです。ただ中には積極的に友達を作ることが苦手な学生がいることも事実です。

また本校にはいろいろな経歴を持った学生がいます。高校を卒業してすぐ入学した学生にとって、社会人を経験した学生は非常に大人に見え、ちょっと話しにくいかもしれません(*1)。

しかしそんな学生でも大丈夫で、実験という非常に良い機会があります。

本校では、1年生と2年生とも週2日ほぼ実験ものみという日があります。さらに実験は少人数で行なうので、グループ内でコミュニケーションをとり協力して行なわないと時間内に終了することが出来ません。

普段はちょっと話しかけにくいかなと思える人でも、実験を通して意外な一面、実は気さくで話しやすい人だということを発見できる機会です。

実験は、実際に自分の手を動かして化学の基本操作を学ぶことが目的ですが、コミュニケーションを苦手と思っている学生には自然とコミュニケーション能力がアップする良い機会でもあります。

*1 (昨日は「昭和の日」でしたが、1年生の半数以上がもう平成生まれというのにはびっくりでした。

by 目指せ!関西人