有機テクノロジー学科の実験

bunseki2008-05-13

今日は有機テクノロジー学科2年生の実験を担当しました。有機テクノロジー学科は分析化学だけでなく有機合成の方法も学びます。有機合成とはあるものとあるものを組み合わせることで、新しいものを作り出すことが出来ます。今日実験した内容は酢酸とエタノールを反応させることで酢酸エチルという薬品を作り出すものです。反応を進める物質としては硫酸を使用します。操作方法自体は簡単なものなのですが、フラスコ内でどのように合成が進んでいるのかを想像しながら実験することが、学生達には大切なことになってきます。
今日実験した学生は合成する前の物質の香りと合成した後の物質の香りの違いを五感を十分に生かしながら感じ取っていました。

■卒業研究準備
各学科の2年生は後期から始まる卒業研究の班構成ならびにテーマの検討を進めています。自分達が学んだ内容と入学前に自分がしてみたかったことを基に仲のよい学生同士や学びたい分野の一致する学生同士が自ら考え研究内容を検討しています。
実験内容等は近日公開となりますので、このブログでお知らせします。

by バッテン