未来の姿がそこにある?

企業見学会

今日は平成20年度の第一回目の企業見学会の日でした。2年生は昨年から数えて5回目、1年生は初めての企業見学会です。この企業見学会では、本校で学んだ学生が就職する分野の企業を見学させていただき、分析化学がどんな風に企業で役に立っているかを学んでいます。中には本校の卒業生が働いていて、実際に説明をしてくださるような企業もあります。
1年生は4グループに分かれて見学に行きました。その中で私は1年生の引率でキユーピー(株)伊丹工場の引率担当です。キユーピー(株)伊丹工場では、工場の概要とマヨネーズの製造工程をビデオで説明いただいた後、工場見学をさせていただきました。なんとこの工場だけで1日に25mプール1杯分くらいのマヨネーズを作っているそうです。思わず想像してしまいました。
工場に入ってすぐは緊張していた学生達も見学コースを回る中で、案内の方に対してだんだんと質問も出るようになり、マヨネーズ製造や品質管理などについて自分が疑問に思ったことを聞くことができるようになっていました。今回の見学先では、難しい化学的な原理等は学びませんが、分析化学と品質管理については「食品の製造とその後の品質管理ってこんな感じでやっているんだ」ということはイメージすることができたようでした。これで自分の将来像も少し見えたのではないでしょうか。
本当は工場見学中の真剣な学生達の姿をお見せしたいところなんですが、工場内は撮影禁止と言うことでしたので、見学会終了後に、キユーピー(株)の見学にきた記念の写真を撮らせていただきました。せっかくなので去年流行った「たらこキユーピー」の巨大なぬいぐるみも持たせていただいて撮影しました。ずーっとまじめに見学していた学生達もこのときはちょっとリラックスした雰囲気になっていました。
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1年生は、年内にこの後もまだ3回企業見学会があります。次回までにはもっと分析化学の知識も身についているでしょうし、見学先でももっと分析化学に関する業務を見学できるようになります。楽しみにしておいて下さいね。


by ドラ一郎