卒業生が帰ってくる

明日は、本校の卒業生が一堂に集まる「分友会」の総会です。この春に卒業した学生は25期生なので、最初の学生が卒業してすでに四半世紀にもなります。この春に卒業した学生から40代の卒業生まで、日本分析化学専門学校の歴史を感じられる日となります。

今年の分友会総会は、本校の講義棟全てを使って開催されます。名前のとおり普段は講義に使っている建物なので、会場設営が必要です。今日も普段どおり授業があるので、放課後に会場設営など準備をしなければいけませんが、二年生の学生が率先して準備をしてくれました。

ただし、これまで分友会は別の会場で行っていたので決まっているのは会場の完成図のみ。教員を含めても準備は手探りなので、学生個々に指示をして準備をすることは出来ません。

しかし毎週実験をしておかげか、完成図どおりに机を並べるもの、不要な机や椅子を片付ける者、並べ終わったそばから机を拭く者、それぞれに役割分担をしてあっという間に準備が完了してしまいました。

二年生が率先して手伝ってくれたのは、分友会の総会に合わせてOB交流会があるからです。現在就職活動真っ盛りの学生にとって、同じ経験をした卒業生から就職活動の成功談や失敗談、卒業までに学んでおいたことなど非常に参考になる話を直接聞けるまたとない機会だからです。さらに歴代の卒業生が集まるので自分の5年後、10年後、20年後と今後のキャリアを描くための非常に重要な参考となります。

交流会に出席予定卒業生の企業名が掲示されていますが、すでにどの企業の卒業生に絶対この質問だけはしておこうといろいろ決めているようです。

by めざせ!関西人