卒業研究、始動

分析機器の前で卒業研究

 化学分析コースの2年生は、いよいよ今日から卒業研究です。本校は、実践的な分析化学の知識と技術を身につけてもらうため、実験中心のカリキュラムで少人数制の指導を行なっていますが、その集大成と言えるのが卒業研究です。学生たちは数名でグループを作り、これまでの1年半の間に学んできたことをもとに、担当教官と話し合いながら研究テーマを決めます。
 仲間同士で検討し、先生から濃やかな指導を受け、懸命なって取り組む卒業研究。多くの卒業生が学生時代の一番の思い出に挙げるのがこの卒業研究です。楽しいことが一杯、苦しいことも一杯、そして、得られるものは無限大の卒業研究、いよいよ、スタートです。
 トマトの色素を調べるグループ、環境ホルモンを扱うグループ、廃棄部分の野菜から環境浄化剤を作ろうというグループ。どれも面白そうな研究テーマです。今日は初日ということもあって、予備実験的な内容でしたが、各グループとも真剣な表情で機器を前に熱心に作業していました。成果発表の晴れ舞台・卒業研究発表会は、来年2月7日の土曜日です。乞うご期待!
by水の都 明日の日記はお休みです。