レポート作成はプレ社会人!!

レポート作成

今日は1年生の機器分析化学実験が行われました。トータルすると7種類の分析機器を1年生後期で勉強します。そんな中で今日は、「レポート日」ということで終了した実験のレポートを教員が細かくチェックし、学生が何度も修正するという1日でした。本校では、実験を行うために、必ず予習をすることが決められています。何故予習をしなければいけないかというと、実験は常に危険が隣り合わせですので、事前に試薬の危険性を調べたり、実験操作を頭に入れて安全に実験を行うためなのです。『安全を第一』に考え予習を義務づけています。そして、実験が終了すれば得たデータをまとめレポートとして、人に分かりやすく報告書を作成することを課題としています。ですので、1年生の後期になると定量分析実験分と会わせ、毎週2つのレポートを提出するのです。事前に調べ実験準備を整え、終了後はレポートを作成提出するという流れは、社会に出ても同様だと思います。また、その提出されたレポートを、今は私達教員が添削しますが、社会に出れば上司に確認を求めると思います。言い換えるならば今行っているレポートの作成や修正は社会に出てそのまま戦力となる武器を作っているようなものなのです。
学生によれば、何度も何度もレポートを修正し、合格をもらっている者もいます。今は、「先生、細かいわ〜。」と思ってるかもしませんが、社会に出れば得たデータをまとめ、人に伝えることの大切さが分かると思います。
後期の後半にも再度レポート日がありますので、できるだけ修正をしなくて済むレポートの作成を、今回指摘を受けた内容を反映させ作成してほしいと思いました。

ちなみに私も学生時代、何度もレポートの修正をした記憶があります。。。

byせんぱい