機器を使って分析!

本日、1年生は機器分析化学実験の日でした。
機器を使ってある試料の濃度を分析し、その機器の使用方法と原理を学ぶ実験です。
今回、学生達のテンションはなんだかHigh!
中間テストが終わってすぐの実験だったのと、初めて使う機器にワクワクしてる様子で、ホントに楽しそうに実験してました。

機器で分析する前に、測定する試料を調製するのですが、ここでは正確に試料を希釈したり、測り取ったりする技術が必要になります。
私が担当してるのは、原子吸光分析なのですが、この機械はお風呂に一つまみ入れたお塩の濃度を測れるくらい優秀なのです。
ちょっとした試料の希釈の違いが影響してしまうので、試料調製の作業は非常に大事です。
とは言っても、難しいものではありません。
とにかく慎重にやれば、ゆっくりでも確実にできます。
そして、慣れてくればホントに簡単。
やればやるほど上手くなる技術なのです。

さて、試料調製も無事終わり、いざ、機器の電源を入れて分析!
この原子吸光分析というのは、簡単に言うと、測定物質を高温の炎で燃やし、原子の形にしてその量を測ることで、試料中の物質の濃度がわかるというものです。
測る物質によっては、燃やす時の炎の色が緑や鮮やかな赤になって綺麗です。
こういう変化が目で見て観察できるというのは、化学分析の面白いところだなと思います。
学生達も、燃える炎に驚き、機器分析の速度に驚き、と、驚き一杯の機器分析化学実験でした!

By あでりぃ