2009年最初の日記☆

初日の出

皆様あけましておめでとうございます!今年もこの日記をご愛読いただきますよう、よろしくお願いします。
学生たちは明日が新年最初の授業ですが、教職員は今日からが仕事始めです。年末にみんなで力を合わせてピカピカに清掃した校舎で仕事をするのは、やっぱり気持ちが良いものです。
さてさて、年末に卒業生が学校に遊びに来てくれましたが、卒業生からの年賀状も毎年の楽しみです。さまざまな業界で活躍している様子や、幸せな家庭を築いているという報告があり、卒業生からもらったたくさんのエネルギーを胸に、一人でも多くの幸せな分析化学者を育成するために今年も頑張りたいと思います。(^^)

しかし、今年はたまげたことがありました。なんと本校卒業後に結婚し、2人の子供を持つOB&OGが、朝日新聞大阪版の1月1日元旦号の見開き1面にデカデカと掲載されていました。彼らは卒業後もよく連絡をくれ、子供を連れて学校に遊びに来たり、今年も年賀状も頂いていたのですが、掲載されることをまったく知らなかったので、とっても驚きました。「101人会いにゆきます」と題し、大阪で暮らす0歳〜100歳の101人に会いに行くという2009年からスタートしたコーナーに掲載されていました。そこには、彼らが読者に対して語った一言メッセージが書かれているのですが、高校の進路選択の時から今に至るまでの話が書かれていました。将来に向けて悩んでおられる方々の参考になればと思い、本文から抜粋し、ご紹介したいと思います。

★★夫:丸山翔茂 環境関連の分析業務に従事★★
「とりあえず大学に行こうかと思ってたら落ちて、浪人も考えたが、専門学校を出て早く独り立ちしようと思った。大気や川の水にダイオキシンが含まれていないかといった分析調査の仕事をしています。分析は人の倍のスピードでこなす。」

★★妻:丸山理絵 食品会社の品質管理業務に従事(現在育児休暇中)★★
「両親は私が高校1年生の時に離婚して母子家庭で育ったので、私大は無理と思って短大を受けたけど全滅。専門学校に進んで食品会社に就職しました。母は時給数百円のパートで私と弟を育ててくれたけど、私は正社員になれたんです。〜中略〜会社の制度がしっかりしているのほんまにありがたい。女性が働きやすくなって、よかったなあと思います。」

引用:朝日新聞2009年1月1日木曜日元旦号28面〜29面

人生いろいろ〜♪と言いますが、苦しみや悲しみ、挫折は人を大きくします。私は困難に遭遇した時はいつも、「これからの明るい未来のための種まきやぁ〜」と彦摩呂風に明るく立ち向かうようにしています。何はともあれ、今年一年いろんなことがあると思いますが、皆さんにとって幸多き充実した年になりますように・・・(^^)

byすくろーす