実験会の嵐☆彡

先日から出張実験会http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20091120や土曜化学実験会http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20091121と実験続きですが、実は今日も高校生13名を迎えての実験会でした。

正式なタイトルは平成21年度(社)大阪府専修学校各種学校連合会「職業アセスメント・プログラム」モデル事業フェーズ3〜高校生が専修学校の職業教育を体験する事業〜という大変長い名前の事業です。詳細は次の資料をご覧ください。http://osaka-senkaku.or.jp/education/pdf/voca-edu_ap-plan.pdf


要するに高校生に少しでも好きな分野の専修学校において、その専門技術を生かした仕事について学び、職業観を持って進路を選択してもらおうというもので、そのモデルケースとして今回実施されました。
高校生受け入れに参画した専修学校は多種多様なジャンルで、旅行関係に外国語系、スポーツ関係、映像、コンピュータ関係、建築・土木関係、機械関係、保育・幼稚園関係など13校。本校は「バイオ・化学・環境分野」の代表として13校のうちの1校として選ばれました。また、モデルとなった高校生は初芝立命館高等学校の1年生で、13校のうちのどれかの専修学校の職業体験学習に参加することになりました。

本校では、まずはバイオ・化学・環境分野で学ぶ内容やこれらの分野の仕事についての講演を行った後、「化学でものづくり」、「環境分析」、「バイオテクノロジー」、「分析化学」といった内容に沿った実験を8種類行いました。参加した高校生は、自分たちの希望で本校を選択しただけあって、とても生き生きと実験をしており、最後にとったアンケートでは、ほとんどの生徒さんが「どの実験も楽しかった!」と回答してくれていました。また中には「この分野に進みたいと思った」と回答してくれている生徒さんもいました。
校長先生からのご挨拶がまずあり。。。

化学・バイオ・環境分野の仕事についての講演を行いました。

あとは、怒涛のごとく実験のオンパレード!


環境分析の実験では外の公園にサンプリングにも行きました。

最後は分析化学の原点である炎色反応の実験を行いました。銅の緑色の炎ととストロンチウムの赤色の炎がクリスマスカラーを彩り、とっても幻想的でロマンチックな雰囲気となりました。


どんな職業においてもきっかけはその分野にかかわることが「楽しい!」と思えることが大切だと思います。今日参加した高校生はまだ1年生ですので、これからの高校生活でぜひ自分に合った進路を将来の職業を見据えながら選択し、進学先で「好きなことで一生食べていける力」を身につけていただけたらと思います。そういう意味では専修学校がそのお役に立てると思います。これを機に職業について考えてみませんか?http://osaka-senkaku.or.jp/images/education/student.pdf

byすくろーす