卒業研究中間発表

本日は、卒業研究の第三回中間発表が行われました。
発表は「アマモ生育域の土壌調査(2件)」「細菌による水質浄化」「バイオベースポリマーの合成」の4件でした。
「アマモ生育域の土壌調査」は、大阪湾再生推進会議の一環として行われている環境調査の一つです。
アマモとは海底に生息する海草の一種で、小魚や貝類の保育場になり「海のゆりかご」と呼ばれています。このアマモの生育要因を明らかにする目的で、分析化学的アプローチについて昨年より本校も参加しています。
今回は、植物の栄養源の測定を中心に研究を行っています。
アマモの生育要因が明らかになれば、アマモを繁殖させることが出来、魚介類に富んだ海の再生に一役買うことが出来ますので、ぜひ頑張って成果を出して欲しいと思っています。



他の2件の発表も、オリジナリティーの高い発表で今後の展開が楽しみです。

本校では、2年生の後期から卒業研究を行っています。一方的に講義を受けたり、装置の操作方法を習得するだけでなく、自分達で目標を設定し、試行錯誤を繰り返しながら研究を進めていくことが出来ますので、学生達もやりがいを持って取り組んでいます。

by カイロ